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本棚:『ゴミ清掃員の日常 ミライ編』

前作と同様、まんがは奥さんが担当。そして発行は2020年7月。コロナ禍でのゴミ回収のことも描かれています。
ついつい私もそう言ってしまうのですが、「資源ゴミ」というのは間違いで、ゴミではなく「資源」。ゴミは可燃ごみと不燃ごみの2種類のみ。粗大ごみも、可燃か不燃のどちらかに分けられます。
紙類は燃えるゴミでも出せるけれど、資源でもあるわけで、小っちゃい紙も雑がみとして、燃えるゴミを増やさないように意識しています。ちなみに小さい紙は、使用済みのA4サイズの封筒に入れて出しています。通勤途中などに可燃ごみの中に、資源となる紙が入っているのを見かけると、「あぁ~取り出して回収したい…そうすればもっとゴミ袋がスリムになるのに…」と思ってしまいます。
ペットボトルについて滝沢さんが密かに思っていることは、わたしも思っていることなので、「書いてくれてありがとう!」と思いました。それは何かというと、「リサイクルをうたうことでペットボトルの大量消費の罪悪感が減っている気がする」ということ。企業としては、何より買ってほしいですから、耳障りのよい言葉で買ってもらおうとしている…と思えてしまうわけで。でも、燃やしたり埋め立てたりするよりはマシなだけで、リサイクルするのにもエネルギーが必要なわけで、やっぱり、もとから減らしていこうよ!と思います。
ゴミは出したら終わりではなく、回収する人がいること、燃やしたとしても灰が残ることなど、先のことにも思いを寄せて、美人ゴミを目指したいと思います。


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