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ゲキサポ体験談。


2020年7月7日、私は2年間務めた急性期病院の看護師から医療系IT企業のwebディレクターへ異業種転職をしました。

コロナが世界中で大流行している中で、普通の転職も難しい状況。ましてや、看護師はいろんな場所で需要が高まっている中で私は転職を決意しました。

今回の転職で、全く企業への転職活動の方法を知らない私は「ゲキサポ!woman」を使って自己分析〜転職後1週目まで2ヶ月間サポートしてもらった自分の中の変化についてまとめます。

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そもそも、看護師を退職した理由は「アメリカに留学したい!」との一心でした。しかし3月末、退職をしてみるとコロナウイルスの影響で次々に感染者は増えて次々と海外に向けて飛んでいた飛行機が欠航となり、念願の留学生活も危険すぎる状態となりました。

そこで、私に考えられた選択肢は看護師への復職が一番大きいものでした。しかし、実際私は看護師の仕事が好き・楽しいと感じたことがほとんどなくもう一度病院で働くことに関して、全くというほど働き続けられる自信がありませんでした。看護師の転職サイトをみると、介護施設やデイサービスなどの比較的労働時間が短いものや体力的にも楽そうなものを見つけました。

・・・でも、私の看護師経験はたったの2年。介護施設などになると看護師の人数も少なく、もし何か目の前の人が苦しんでいる状態で、自分ができないことがあってもフォローしてもらえることはないかもしれないという怖さがありました。

そうしたことを考えていた時、以前ゲキサポを利用したことがある姉から「一般企業に転職したら?ゲキサポっていうやつ使ってみるといいと思うよ。」と言われました。

ゲキサポの無料カウンセリングを受けて、最初はもう少し自分でどうしたいか答えを出してからゲキサポを受けた方がいいのかも。と思っていましたが、留学をしたいと思っていた本当の理由は語学勉強ではなく、「自分の本当にしたい仕事・生活を見つける」ということだったことに気づき、留学ではなくゲキサポを通して自分の将来について考えることを決めました。

ゲキサポが始まってから、まず始まったのは「自己分析」。

今までの仕事や生活について客観的に振り返ってみたり、自分が好きなことや嫌いなこと・人から褒められることについて考えてみたり、自分の幸せと感じるのはどういうことかを考えてみたり様々な面から自分で振り返りました。また、トレーナーさんとの面談で「〜面もあるのでは?」ということや「〜ところがあるのはありささんの強みですね。」と伝えられることで、自分の長所や強みについてはさらに自信を持ち、自分の短所や嫌いなことについてはそこをカバーできる仕事や生活をしたいと思っていました。

そうした自己分析がある程度終わってから、次に始まったのが「転職活動」。

とにかく何も方法がわからない状況で、今までの看護師の採用試験を受けたらほぼそこに就職するような就活のスタイルとは違い、かなりの抵抗がありました。そして、何よりも自分がしたい仕事かどうかわからないという思いがあり、なかなか自分自身の気持ちが固まらない状況に不安がありました。内定もそんなに簡単にもらえるものではなく今後の生活に不安は増していく一方でした。

私が転職活動をしている中でも、コロナの影響はどんどん世界中に広まっていき、緊急事態宣言が出たり、周りの看護師をしている友達は医療の最前線で働いていることから、何も社会のためにしていない自分になんとなく劣等感を感じることもありました。

そんな中で、今回のゲキサポ期間毎日あった課題が「感謝ノート」でした。日々の生活の中で美味しいと感じたこと、綺麗な景色を観れたこと、その日のよかったことなどを共有していました。この感謝ノートがあったからこそ、毎日自分が幸せと感じる些細なことにも少しずつ気づけるようになりました。転職活動の合間には、前からしてみたかったことについても様々取り組んでいき、新しい環境で出会う幸せについても感じていました。

また、ゲキサポのトレーナーさんとなんとなくうまくいかない、何気ないちょっとした嫌な気持ちになったことを解決していき、自分のなんとなく感じているモヤモヤは日々少なくなっていました。

そこで、私は1つの決意をしました。

それは「今より年齢的にも経済的にも家族のサポートもトレーナーさんにも恵まれている環境で、転職活動ができることは今後の人生でない。だから、ゲキサポ期間だけは絶対、自分と向き合い続けることから逃げないこと。」でした。その決意をしてからは、転職活動に対しても前向きに頑張れるようになり自分に向いていそうな仕事や向いていない仕事もなんとなくわかってきた感覚がありました。

そう思いながら転職活動を続けていましたが、ちょっと気になる会社を見つけても、次の面接に進めなかったり、四の五も言わず働く人材が欲しいと言われてやっぱりここの企業は自分に合わないと感じたり、なかなか良い結果につながらない状況がありました。

そんな中で、また新たな疑問が出てきました。ふと転職活動をしている合間に「なんでこんなに頑張り続けているのか?今までいろんなことに挑戦してきたけど、なんでまたここまで努力することを惜しまないのか?」という疑問を感じました。なんとなく、転職して自分のしたい生活をするため。と思って過ごしていましたが、今の職場の面接の前にあることに気づきました。

「私にとって、自分に合ったやりがいを持てる仕事をすることが何よりも大事にしたいこと。」でした。だからこそ、今頑張り続けられているし、諦めたらダメということに改めて気づきました。

そんな思いの中、今の職場の専務と面接を進めていくと、会社で行っていることについても上司の考え方についても理解でき、自分の思いを話していることも全て理解してもらうことができ、自分の働きたい職場はこの職場と思いました。そして翌週には、内定をいただくことができ、私の転職活動は終了しました。


様々な葛藤や、自分の思いと向き合う日々の中で、ゲキサポ期間で変化したことは6つありました。

①私にとって「バランス」が大事。仕事も遊びもほどほどに疲れすぎない生活が楽しい生活になる。

②私の身の周りにある「美味しいもの」「おしゃれなもの」は、私の知らないところで誰かがいろんなアイデアや時間・お金をかけて作っている、維持しているものであることが日々実感できるようになった。

③客観的に自分の背中を押せるようになった。

④自分のやりたいこと、強みを活かすことができる職場で働けることができるようになり仕事に対するモチベーションが上がった。仕事が楽しくなった。

⑤職場で肩身が狭い思いをすることなく、フラットな人間関係を職場でも築けるようになった。

⑥朝活をし始めたり、朝型生活になった。時間を有効的に使えるようになった。

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今回のゲキサポで変化したことは、間違いなくこれからいろんなことで自分の人生のためになると思っています。

また、自分が大事にしたい軸を言語化させて明確になったこと、いろんなことに感謝してできる生活はゲキサポ開始前の私の生活よりも楽しいものとなりました。

異業種の企業への転職はほんとに楽なものではありませんでしたが、自分のことを知って、変わっていく自分を実感できる日々は充実したものになり、転職してからも日々自分と向き合うことが好きになりました。

ゲキサポがなければ、私一人でここまで頑張り続けられなかったと思うし、今回のタイミングで自分の人生について考えられてよかったと思いました。

これからも、仕事でもプライベートでもいろんなことで自分と向き合って考える機会はあると思いますが、その時も自分のバランスを取りながらじっくり自分と向き合う時間を大切にしていこうと思います。


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