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全日本ラリー選手権「横手ラリー」参戦

グラベルラリー第二戦目。横手ラリー2019。
ラリー中の横手市の気温は34度もあり、高温注意報が出るほどの暑さでした。
ステージ中はヒーター全開のため、携帯が高温で使えなくなるほど。

ホテルの方に聞いたところ横手市は盆地なので夏はいつも暑いのだそう。


熱中症と車の心配をしつつ、横手の道はとてもテクニカル。左右にはたくさんの側溝が…そして見晴らしの良い景色...空を飛べそうなくらいのひらけた景色です。笑

今回のラリーは3つのステージを順走と逆走で使用したのですが、リバースになるとステージの印象は全く異なり、同じ道とは思えないほどでした。

でも路面自体はすごく硬くてかなり良いダート路面らしいです。開会式で知事がお話されていたのですが、50年前の横手市の国道はまだ未舗装路だったそうです!雪が完全に溶けてから今回のステージとなる林道が使えるようになったのが6月に入ってからとのこと。そこから市が整備をして道を整えてくれたのだそうです。

こうやって私たちが走る道は準備され、競技として走ることができているんですね。たまに地元のオフィシャルの方とお話をする機会があるのですが、いろんなお話が聞けて楽しいです♫

LEG1は本当に息をするのが苦しくなるくらいの暑く、経口補水液を飲みまくり、塩あめなめまくり、首には冷えピタなどなど、とにかく対策できることはしました。といっても、エアコン付き車両なのでリエゾン中は快適ですが、あまり冷やしすぎると温度差にやられそうなので注意が必要です。

実はSS1で空を飛べるかも?みたいなシーンがあり、かなりひやっとしましたが、なんとかハーフスピンで回避できたのでセーフ。その後は、なんとか無事に走り終えました。

LEG2は朝早かったので気温が上がる前からスタート。しかし、スタート直前に雨が降り始め、1本目はちょいウェットでした。とはいえ気温はそんなに低くないのでヒータ全開で走ると室内も曇るし、思いがけず左側を側溝に落としてしまい、危なかったです。スポーツCVTを搭載しているVitzが同じクラスに3台いるのですが、ベンチマークに自分のタイムを見ながらタイムアップを狙います。

なんとか最終ステージまでいったのですが、最終ステージでスタックしてしまいリタイヤとなりました。ここまで頑張ったのに。

みんなに協力してもらったのに。

考えてたら悔しくて、帰りの駅に向かう車内で号泣。笑

凹むしまだ悔しけど、泣いてもしょうがないので前に進みます。

今回のラリーではクラッシュ車両の救出や、高温の中でのラリー、自分のスタックなど、初めて三停板をラリー本番で使いました。
今回経験して得たものは必ずこれからのラリーに生かします。

ラリーを初めて1年ちょっと。
アクアでラリチャレに初めて参戦したのが去年の5月。そこから全日本ラリーのグラベルを走らせてもらっているのは奇跡に近いような気がします。

そんなチャンスを無駄にしないよう、もっと強くなって速くなりたいと思います。

アリサの大冒険はまだまだ続く....!

次戦もまた頑張りますので、引き続き応援どうぞよろしくお願いいたします✨
応援してくださった皆様、スポンサーの皆様ありがとうございました!!

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