自己紹介なぞを…。

初めまして。今回から『学生団体SCAN』に「ゲスト記事」を書かせていただくことになった有坂汀(ありさか みぎわ)ともうします。

「何だこの胡散臭いおっさんは!?」

と思ったそこのアナタ! 正解です!! 大体、SCANのOBでもなければ釧路公立大学の卒業生でもない私がなぜ? とお思いの方も多いかもしれませんが、そこに至るまでには色々と「経緯」がありまして…。

順を追って申しますと、釧路市地域雇用創造協議会が主催するセミナーの一つで、SCANの指導をされている釧路公立大学経済学部准教授(以下、下山先生)が講師・コーディネーターを務めていらしゃる『【求職者向け】地域ビジネス人材育成セミナー』に私が参加したことでありまして、当時の私は下山先生のことを存じ上げているわけでもなければ、専門である財政学、地方財政論、地域政策。についても何一つ知識を持ち合わせておらず、これは今だから言えるのですが、

「まぁ、久しぶりに大学の先生の授業を講義形式で受けてみるのもいい発想の転換になるかもしれないな。」

という何とも軽い気持ちでありました(下山先生並びに釧路市地域雇用創造協議会の佐藤明彦氏にはこの場を借りてお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした)。

さて、話題を戻して、久しぶりに講義形式で「知」の世界に触れたことと、下山先生のご専門である「財政学」を使うと(良くも悪くも)このような未来が描き出せるのか! に感動した私は、のちに下山先生から自身が指導されている学生団体「SCAN」の発表会の招待をいただき、、会場である釧路公立大学に足を運ぶことにいたしました。

地域の課題について様々なテーマとその解決策をプレゼンテーションする学生たちの発表を拝見させていただき、後日さらにYoutubeにアップされている動画をすべてに目を通し、当時SCANの代表であった和田聖雅さん(最初に彼にあったときにはルックスと雰囲気から社会学者の古市憲寿氏を連想してしまいました)とも、セミナーで組む機会があったこともあり、釧路を中心にこういう学生団体が活動されていることに少なからず感銘を受け、下山先生の研究室には事あるごとにふらりとたずねてはよしなしごとを語って帰る何ともはた迷惑な私が、SCANのブログに何書かせていただくことによって「セミナーの成果」であったりすればよいかな、と考えております。

何を書いていこうかについては具体的にはイメージが固まっていないのですが、基本的なコンセプトと致しましては大体週1から隔週をメドに下山先生から

「とりあえず、『地域と経済』をテーマに軽めの調子でお願いします。」

といわれてはいるものの…。私は2009年以降、くだらないことからマジメな文章に至るまで、実に5000記事近く文章を書いてきたものの、このテーマは私の生い立ちから感情的なものに至る「諸事情」によって「意図的に」避けてきたことであり、これを綴っていくことは「第一の挑戦」であります。

そして、「第二の挑戦」は(個人的には人のことを「世代」の色眼鏡で見るのはあまりいいものではないと思いつつ)世にいう「さとり世代」以降に生きる大学生であるSCANメンバーの彼/彼女に対して、私の言葉がどれだけ通じるのか? 「二つのモノローグ」ではなく、「一つのディアローグ」。つまり、対話が正立しうるのだろうか? 全くの未知数の状態から手探りのスタートであります。それでは、どうぞよろしくお願いいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?