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何のせいにもしないよ。

何か「間違ってしまったかもしれない」と思うことって、生きていると何度もあります。

そういう時、何が原因なんだろうと振り返る過程で、何かのせいにしたくなることもあるかもしれません。

自分がこうなったのは親の育て方が悪かったからだ。

恋人とうまく行かないのは、あのせいだ。

仕事に身が入らないのは、あの人のせいだ/自分のせいだ。

何かのせいにすると、一時的にすごく楽になります。

何に責任があるか決めてしまえるから。

でもほとんどの問題には色んな原因があって、どれか1つに責任を押し付けることはできないんじゃないかなと私は思います。

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色んな原因があって、1つの問題が起きる。

言い換えれば「みんな/全部のせい」なのかもしれない。

でも、結局何かのせいにしなくていいんじゃないかな、って思うんです。

起きてしまったことは変えられないし、どうあがいても過去を取り戻すことはできないです。

それよりも、また真っ新な状態からもう一度つくりあげていこう、と私は思いたい。

誰のせいでもないと思っているから。

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何かのせいにしている限り、自分の時間が止まってしまっているような気がしました。

「これから自分は何をしたらいいか」とか「どう変わればいいか」とか、そういったことに頭が回りません。

気持ちが重くなって、問題の原因に捉われてしまっているから。

自分のせいにしていても、同じなんじゃないかなと私は思います。

自分のせいにすると「自分=悪・できない人」というイメージが固まって、「自分なんて」と卑下してしまいます。

でもどんなにミスをしてしまっても、自分のせいにだけはしないでほしいです。

いくら人から「君のせいだ」って言われても。

ひどく傷つけられたのなら、その人のいる環境から逃げちゃっていいんじゃないかなって思います。

もちろん「直した方が良かったな」と思うところは直して、自分だけは自分で守ってあげて。

自分に対して、傷つける言葉を自分でかけてしまわないように。

自分を責めないで。

「あぁ、やっちゃったわ!」くらいにして、次どうすればいいか考えればもう上出来だ、と私は思うんです。

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私は誰かのせいにしたくなること、いろいろありました。

友達のせい、仲間のせい、親のせい、先生のせい、自分のせい。

でも自分を含め誰かのせいにしているうちは、気持ちがとても重くてしんどかったです。

重い気持ちを背負って生きるのは、本当に苦しいです。

自分の殻の中でふさぎ込むうちは、世界の明るさが他人事のようだった。

重い気持ちを背負って生きるのがとても窮屈で、私は我慢しきれなくなりました。

だから誰のせいにもしないことに決めました。

自分を楽にしてあげるために。

うまくいかないことがあったら「せい」を考えるんじゃなくて、顔を上げて「次どうしようかな」と考えるようにしました。

だから今がとても楽しいです。

いくら失敗しても、本当に楽しくて、心が軽くさっぱりしています。

どこか間違えちゃったらその都度修正しながら、ちょっとずつ夢が形になっているんだと思えています。

だから、これからも何のせいにもしない、ってことにしてるんだ。

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