感覚を磨いていく。
細かく言葉で言い表すことはできないけれど、自分の中にある絶対的な感覚があります。
直感ともいえるだろうか?
これは好きだな、稲妻に打たれたような感じがする。
なんだか気分悪いな、あんまり近づきたくないな。
そういう感覚って、大事に大事に育ててあげたい。
なぜかというと、感覚に正直でいることで選択を迫られた時、自分だけの絶対的な基準で良いと思う方を選べるからです。
それ以上に、感覚を磨くことで自分の心がいつも踊っているような、そんな気持ちで過ごしていられるから。
だから、本当に大事なんです。
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自分の感覚を大事にしていると、自ずと「私/僕は何が好きなのか」、「どう生きたいのか」、「どんな人でありたいのか」が分かってきます。
こういったことが分かってくると、誰かに何かを言われたり、多少のことがあったりしても、自分が揺らがなくなります。
「もちろん人の考え方とか生き方は受け入れる柔らかさも持っているけれど、自分はこうでありたいんだ」
こんな自分でいられたら、とても素敵じゃないですか?
私はそういう人が好きだし、そうなろうと思っています。
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自分の感覚をしっかり持つことは、自分を持つ、ということだと思うんです。
自分を持つことを、生まれながらにしてできる人もいます。
けれど、たいていの場合は一朝一夕でできることではないです。
大人になるまでの間に、「人に合わせて行動しなさい」、「普通が一番」と言われて育つからです。
だからこそ、大人になったいま、自分の中の感覚を磨くことは常に意識しようと思っているんです。
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私は「自分を創っていきたいな」、「自分を持ちたいな」と思いはじめてから、ようやく夢中になれるものを見つけました。
それはアートとファッションです。
先週の週末からですが、私はギャラリーを巡るようになりました。
ギャラリーを巡ると自分がどんなアートに反応して、何を感じるのか、手に取るように分かるんです。
自分のことを苦も無く、簡単に知ることのできるツールがギャラリー巡りだと気付いたんです。
そもそもギャラリー巡りをはじめたのは、色彩感覚やデザインを見る目を磨いて、自分ならではのファッションを開拓したいと思ったから。
正直私は今まで全然ファッションに興味がありませんでした。
でも、ここ最近「書くこと以外にどう自分を表現しようかな」と考えたところ、ファッションに行きついたんです。
自分の憧れる人たちを分析した時も、私のヒーローやロールモデルとなる人たちは、みんな独自のファッションを大事にしていることが分かりました。
それはもう、見ているだけでときめくほど、お洒落なんです。
「私ってこんな人なんです」と自己表現するために、今の自分に必要なのはファッションなんだと気づきました。
だから、まずはファッションとアートで感覚を磨いていこうと思っています。
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音楽でも、スポーツでも、なんでもいいです。
何かを通して自分の感覚を磨くことは、自分をつくる楽しい作業です。
なんだか自分自身が、自分の手によって創られた作品のように思えます。
感覚を大切にすることで、自分を大事にできる。
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