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寂しさ・苦しさをポップに伝えるということ。

寂しいな、苦しいな。

生きていたら、おそらくほとんどの人が感じたことのある気持ちかもしれません。

そして心の中にそういう気持ちを抱え込むのは、当然のこと。

でもそれを引きずるのは、とても辛いです。

私もいまでも苦しかったこととか、時々思い出してしまう瞬間があります。

それをどうにかできたらいいな、と思って思いついたんです。

寂しさとか苦しさをポップに伝えればいいんだ!って。

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苦しさ・寂しさをそのまま抱え込んでいるときって、喉の奥に何かが詰まってるような感覚になります。

その詰まった何か、を取り除くためにできるのが、「ポップな伝え方」でした。

苦しさや寂しさを抱え込んじゃうよりは、外に出した方がずっといいです。

でも外に出すときにちょっと軽めにしたいと私は思いました。

それは受け取る人がどう思うか気になるから、というよりも、軽めにした方が自分が楽だなと思ったからです。

そして苦しさ・寂しさをポップな感じで外に出した瞬間、思わず笑えてきたらいいな、なんて思ったんです。

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そう思ってから、色々と勉強するようになりました。

寂しさや苦しさ、それだけじゃなくて怒りとか哀しみとか、そういうことをポップに歌っている歌手。

ユーモアでそんな感情を表現している人。

そういう人たちを見つけては、よく見ていました。

ネガティブな感情って、こんなに潤いある表現で人に伝えられるんだな、ってものすごく衝撃を受けたんです。

音楽を聴いたり、その言葉を聞いても、受け取る私はむしろ心が満たされて軽くなるんです。

なんだか優しい気持ちになるし、心がいっぱいになって楽しい気持ちにもなります。

すごく不思議じゃないですか?

寂しい・悲しい・苦しい、そんな気持ちをポップにすることで、自分もスッキリするし、人を笑顔にできてしまう。

ポップさとユーモアは、秘密兵器だって、そう思うんです。

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寂しい気持ちや苦しい気持ちを、この秘密兵器で別のものに変えられることを知ってから、私は思いました。

下を向きたくなる気持ちも、前を向いている時の気持ちと同じくらい大事なんだと。

前を向いている時は、なんにもしなくても笑顔でいられます。

でも下を向きたくなる時って、なんにもしないと笑顔ではいられません。

でもポップに伝える術を身につけたら、ネガティブな感情を笑顔に変えちゃうことだってできます。

それはすごい発明だと私は思うんです。

だから否定しなくていい、自分の中にある寂しい気持ち・苦しい気持ちも。

それを笑顔に変えたられたらいい。


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