先日のこと。

職場の社員さんから「少人数ですが夜集まりませんか？」と声をかけられた。

私はすごく嬉しくて

二つ返事で「行きます(ニコッ)」と答えていた。

幸せなことに、昔から人に恵まれているなぁと感じながら生きてきました。

例に漏れず今の職場の方達も、感じが良くて優しくて面白くてそのうえ仕事もできる方ばかりで…(褒めすぎだよって言われるかな笑)

ホントまだ入社して一年も経ちませんが、一緒に仕事していく中でいつの間にか私にとって『好きな人たち』になっていました。

でも接客業ですしこのコロナ禍…

暗黙のルールで休憩中も黙食が基本。

仕事以外の会話する事があまりなくて

だからこそ、一度ゆっくり話してみたいなぁと思っていたんです。

そんな矢先に訪れた飲む機会。

「会社の飲み会」と聞くと憂鬱なイメージを抱く人も多いかもしれません。

メンバーや立場によっては気を遣ったり苦手な人との会話にストレスを感じたり

そもそもお酒弱いし、とか色々ありますよね。

私もこう見えて(何)気疲れするタイプですし、お酒もかなり弱い

大人数での飲み会は決して得意ではない…でも

『好きな人たち』と飲むお酒の席は大好きだ。

そんな好きな人たちとの飲む予定が決まってやった〜！と喜んだのも本心ですが

実は同時に緊張もしていた。

ふと考えると、アルバイトの身で職場の飲み会に参加するのは初めてのこと。

社員さんの大半は自分より若い方たちで

私の他に来るのは学生アルバイトさん数名らしい…

あれ？私、行っても大丈夫かな…？(汗)

小さな不安が生まれてしまい、日が近づくにつれて楽しみな反面、行かない理由を探したりもしました。(どっちだよ笑)

でもせっかくのお誘いだし…っていうか

大好きな人達だし絶対楽しいはず

大丈夫、楽しもう！

と思い参加することに。

そしたらね、緊張なんて束の間

始まってみたら

想像以上に楽しかった…！！！

正直、入社当初はこんなふうに受け入れてもらえるとは思っていませんでした。

同世代で少し年上の主婦アルバイトって

ちょっとネガティブな事を言うと

社員さんからしたら扱いづらいかなぁ、、なんて思っていた

だからせめて早く仕事を覚えて人一倍「戦力」になれるよう頑張ろうって

自分なりに努力してきたつもりです。

メモを見返しながら繰り返し復習をしたり

出勤前に何度もイメトレをしたり

ベテランさんの仕事ぶりをみて良いところをたくさん盗んだ。

そうしていくうちにだんだんと褒めていただけることが増えて

任せてもらえる仕事も増えていった。

ありがたいことに、そういう頑張りをちゃんと見てくださっていたんですよね。

言葉にして伝えてくださることが多く、それが本当に嬉しかった。

そういう人たちが居るから仕事に行くのが楽しみになっていったんです。

そんな好きな人たちとの飲みの席。

古い言葉かもしれませんが、やはり飲みニケーションって凄い。

まるで魔法のようだった。

普段は仕事の話しかしないような間柄なのに

飲み始めたらあちこちでしょーもない話で盛り上がって、一方では真面目なトークを繰り広げて

ふと愚痴や不満も出るけど、それがネタとなってまた笑いが起きて。

それに、当たり前ですが

私達はそれぞれ違う「人生」を生きている。

だから人と話すのは楽しい、と私は思う。

少しずつ相手の好きな事や人となり、人生のストーリーを知るのは面白くて興味深い。

自分が好きな人たちの話ならなおさらだ。

一夜では話足りないなぁと思えた程

本当に楽しい時間を過ごせました。

せっかくなのでしばらく余韻に浸りつつ、この『幸福感』を引き伸ばしてふわふわ過ごそうと思います。笑

今もこれからも、きっと多方面で気を付けなければいけない事が多い世の中だけど

だからこそ一緒にいる時間や場所に限りがあっても、楽しむことを忘れずに生きていきたいな＊