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’23 Music chart (女性編)

早いもので、今年も残り1か月となりました…
毎年この時期になるとSpotifyの私の1年間の傾向を知らせるお便りを楽しみにしています♩
でも自力で音楽を振り返ってアナログな方法で今年を振り返って
自分に取り入れる時間を意図的に作って2023年を振り返ってみました~!!

2023年も本当に良い音楽がたくさん過ぎて…厳選するのが本当に大変でした。
(この作業楽しいのに、どれも良いから”選ぶ”ことがほんと苦痛!笑)

さて余談はさておき、早速ご紹介していきますよ~!!

NO1:Olivia Dean ー Messy

@oliviadeano

いつも私のnoteやInstagramを
ご覧頂いている方ならご存知のはず!!

もう煩いほどにおすすめしているアーティストです♡

2021年にもnoteで紹介しました!

2019年から聴いていて変わらずお熱な私ですが、その頃に比べるととてもビッグなアーティストになりました。まだまだ駆け上がるスターダムを見届けたい♩

さて作品については、2023年3月に先行リリースされたアルバムのリード曲"Dive"はリリース後直ぐにミリオン再生を獲得する人気!
BBCのクララ・アムフォがつとめるRadio1の最もホットなレコードに選ばれて注目を集めました。

この作品について彼女は『このアルバムはラジオなどで流れてほしいから、とてもオーガニックなものだ。ただこのサウンドが好きで時代を超越したアルバムを作りたかった。ビル・ウィザースみたいにとても温かくて、純粋で、聴く人の心を良い気分にさせてくれるような音楽をね…』と語る。

他にも現代の成功の指標にもなっているSNSでの流行音楽には向いていない、曲は積み重なっていくしすぐに満足できる内容じゃない!だから個人的にそこは成功の指標にしていないと曲重視のコメントを残す彼女の姿勢もまた魅力の一つ。

現在24歳にして圧倒的歌唱力と貫禄。
独特な間の取り方も歌声もファッションもほんとに大好きなアーティストです♡今でこれなのに、今後どうなってくの?期待しかありません!!

NO2:Cleo Sol ー Gold

@gyallikeclee

イギリスはロンドンのSSW
オーガニックなサウンドとシルキーな歌声が魅力のソウルシンガー

2020年にソロ名義で活動をスタートすると(SAULTというユニットにも参加している)瞬く間にリスナーを虜にし各所で大絶賛されるアーティストになった。

1作目の”Mother”で名盤と呼び声の高いアルバムをリリース!’23年の今年には急な告知で2作のアルバムをリリースしました。その中でも、今年2作目のアルバムとなる"Gold"は神を讃え感謝するために制作された。

彼女から感じる柔らかくも静かなる強さと
JazzやR&Bなどの音楽要素にのせた
シルキーな歌声が本当に心地よくてだい好きです!!

絞り込んだ数少ない楽器で奏でるミニマルな音楽が
彼女自身の素材の良さを引き立てる音楽だな〜と。

表現アホっぽいけどお豆腐を塩で食べてる感じ!
塩だけで食べるお豆腐は大豆のうまみを引き立ててくれて凄く美味しいし良い物を食べた贅沢な気持ちになる感じ分かります?そんな感じです。笑

あれこれ調味料で味を誤魔化す料理とは違って素材を引き立てる料理って至ってシンプルじゃないですか!!それには誤魔化しが効かないぶん、技術が必要な事と同じかなーって思ったりします!

4曲目の"Only Love Can Wait"は楽器がピアノだけ!!
息づかいまで聞こえてくるような親密さがいい

9曲目の"Life Will Be"はベース音好きの私としては
ベースラインを中心に展開した弾力のある音が心地よくて◎

この曲聴いて!と言うよりは、
ちゃんとアルバムを通して聴いて欲しい作品です!

NO3:Jamilla Woods ー Water Made Us

@jamilawoods

Jamila woodsはシカゴを拠点とするアメリカのSSW兼詩人。

私が彼女を知り好きになったきっかけは、2015年にiTunesのみでフリーダウンロードとしてリリースされたDonnie Trumpet & The Social Experimentのデビューアルバム”Surf”の収録曲の”Sunday Candy”がきっかけ!
(みなさん2021年のHONDAのCMで気付かないうちに耳にしたことがあるかもしれないね!)

彼女の柔らかくも芯のある歌声がすごく好きで2017年リリースの1stアルバムからすっかりお世話になっています!w

そんな3作目となる待望のアルバム『Water Made Us』はインディーを中心に世界中の素晴らしいアーティスト作品を扱うJagjaguwarからリリースされました。

プロデューサーにはLAを拠点とする McClenney を、またSaba や Peter CottonTale といった長年の友人やシカゴ出身のアーティストをフィーチャリングに迎えて制作されています。

『Water Made Us』は、最高の愛は温かく静かな海であることを思い出させてくれる。

水をテーマに彼女が問う”愛に完全に身を委ねるとはどういうことか”をアルバムの詩や音を通して表現されるメッセージにぜひ耳を傾けてみてください。

優しい光が差し込む水の中をぷかぷかと浮かんでいるような浮遊感のある心地よさと、水から連想される様々な表情や感情が感じ取れる素晴らしい作品になっていると思います。

NO4:Noname ー Sundial

@nonamehiding

アメリカのラッパー、詩人、レコードプロデューサーでありブック・クラブ&フッド図書館経営者、フェミニストで社会主義や反資本主義、反植民地主義、汎アフリカ主義の思想に傾倒する活動家。

話しかけているように歌う彼女のラップと
心地よいジャズやボサノヴァ、ネオ・ソウル系のサウンドに相反して放つ鋭い社会的批判のリリックが印象的!

彼女を知ったのは’13年のChance the Rapperのミックステープ「Acid Rap」のトラック「Lost」で共演していたことがきっかけ。その後チャンスの作品では’16年のアルバム「Coloring Book」でも出演し、その後同年に自身の1stアルバム「Telephone」をリリース!!

レコードも入手困難で高額取引のプレ値がつくほどの人気でした…

3作目のなるアルバム「Sundial」は太陽の日周運動を利用した「日時計」を意味する。

とても印象的なこのアートワーク、色々と物議はあるけど
黒人女性の歌手で俳優のハリー・ベイリーが『リトル・マーメイド』の実写版主人公アリエルを演じ「自分と同じ見た目の黒人女性もヒロインになれる」と多くの黒人少女に希望を与えた事と何か意図しているのかな~違うのかな~とか考えたり…。

見た目なんかに惑わされず、音楽で真の自分を判断して欲しいとのメッセージではないかという仮説にゆうに期待を超える音楽でリリースされてから今日までたくさん聴いているお気に入りのアルバムです♩

NO5:Joy Oladokun ー Proof Of Life

@joyoladokun

アリゾナ州カサグランデ出身のSSW。
ナイジェリアをルーツに持つクィアだと自身を語る。

彼女のキャリアはパンデミックの激動の時期に静かに火がついた!

『Proof Of Life』は、彼女の人生とその他の人々の人生が組織的に軽視されている状況に直面して警戒と探究心を持って生きること、抑圧的な慣習を打破することをテーマにそれがどれほど骨の折れる仕事かを楽曲を通してメッセージを放つ。

このアルバムはなんと収録曲が21曲!多っ!
フォークやカントリーを中心にソウルやレゲエの要素も内包した音楽性で様々な音楽を楽しめるアルバムになっていると思います☆

中でも私が良く聴くのは、
7曲目のChris Stapletonがfeat.したSweet Symphonyや11曲目のThe Hard Way!

こんなカントリーやフォークソングは大好物♡

▼ちなみにこの曲も個人的にすごく好きでよく聴いてるんだけど、feat.してるのがJoy Oladokunなんです!!
(Noah Kahanもおすすめなのでぜひ聴いてみてね~)

今年はインディーソウル聴きがちだったなー!!
男性編はまた後日アップします✌︎

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