DV・虐待、離婚後共同親権の問題を考える上で、おすすめしたい本の紹介です。
元ツイこちら(一部、加筆修正しました)
打越さく良・佐藤倫子編『司法の現場で働きたい!』
岩波ジュニア新書(2018年)
岩波ジュニア新書なのでわかりやすくて、子どもにも大人にもオススメです(図書館にもあると思います)
そして、DVと「離婚後共同親権」を考える上で、シェアしたい箇所がいくつもありました。
「声の大きい者が勝つ」世界にならないように。
司法を否定する「場外乱闘」がまかり通っている今こそ、裁判所が存在する意味を再確認しておきたいと痛感します。
DVでつらい思いをする子どもたち
以下は、DV・虐待被害者の方は読むのがしんどいかもしれません。
(ごめんなさい、無理せずに読み飛ばしてください)
「面前DVは子どもへの虐待」ということを、より多くの方に感じ取っていただきたく、引用しました。
「夫婦関係と親子関係は別」「子供のことを一番考えるのは実父母のはず」という言説は、DV・虐待の被害者をさらに苦しめるだけです。
こういう経験をしてきたDV・虐待の被害者、そして代理人を受任してきた弁護士が、離婚後共同親権に強い懸念を訴え続けている、ということを、多くの方に知っていただきたいです。
DV加害者による弁護士への攻撃
そして、DV被害者の代理人弁護士は、加害者から攻撃されることも珍しくありません。離婚後共同親権運動で起きていることとそっくりです。
長くなりましたが、DV・虐待と離婚後共同親権について考える一助としてしていただければ幸いです。