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【3.29国会前集合】共産党 衆議院議員  本村伸子さん

3月29日に開催された「#共同親権を廃案に 国会前集合」でのリレートークを掲載します。

動画はこちらから(00:19:46~)
https://www.youtube.com/watch?v=5enyqwQjEAw&t=1186s


声を上げている皆さんのこの不安や命のリスクに、国会議員は耳を傾けなければならないと思います。
拙速な審議、慎重さに欠ける審議は絶対にやってはならないと思っております。

私は、衆議院の法務委員会に所属しています。
審議は、どういうスケジュールになっているか、お話します。

今、決まっているのは、4月2日朝から3時間、各党の質疑をやることとなっています。私は25分です。

3日は参考人質疑で、午前4人、午後4人。
一日でこれだけの参考人質疑をやるのもかなり拙速だと思いますし、一人ひとり、十分に聴かないといけない思います。

メンバーは、午前中の4人が、慶応義塾大学名誉教授 犬伏由子さん、ちょっと待って共同親権プロジェクトのチームリーダーの斉藤幸子さん、一般社団法人りむすび代表のしばはし聡子さん、関西学院大学 法学部教授の山口亮子さん。

午後は、学習院大学法務研究科教授の大村敦志さん家族法制部会長。弁護士の原田尚子さん、家族法制部会で棄権された方です。民間法制審家族法制部会部会長の北村晴男さん。そして4人目は弁護士の岡村晴美さんが皆さんの声を代弁されると思います。


子どもの権利のためだと、子どもの利益のための法案なんだということですが、子どもの声を丁寧に聞くプロセスが明記されていません。
子どもの意見表明権が明記されていません。
全く不十分だと思います。

一人ひとりの子どもたちの最善の利益、これがどういうことかということに関して、様々な人から、専門家から意見を聞いて、その子にとって何が一番よいのか、丁寧な議論で決めていくことが必要だと思います。

そういった保証が本当にあるのか、大変、疑問です。
子どもの利益ということだけが上滑りして国会審議が進んでいくのではないかということを大変懸念しております。


そして、何よりも、DV・虐待・精神的暴力、暴力や性暴力からから逃れて安心して過ごしていけるようにしていくことが本当に必要だと思います。

何度、法務省に聞いても、結局、裁判所が判断するということになっておりまして、今日も「新婦人」の皆さんと法務省とやり取りをしましたたが、今の裁判官に傷つけられてきた様々な言葉などが本当に変わるのか見通しもないまま、「裁判官に任せれば大丈夫」、「家庭裁判所に任せれば大丈夫」とは、とても言えない状況だと思います


そういう状況の中で、拙速に進めるのではなく、慎重に慎重を期してやるべきだと私たちは思っています。
拙速な審議の進め方、これには反対をして全力で取り組むために頑張ってまります。
一緒に力を合わせていきましょう。



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