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形にしたい③

古代、瀧川神社にお参りする時に頭に巻いたという
五色の紐を再現するべく、素材や作り方を模索しました。
といっても、資料があるわけでもなく、てがかりは
Dr.Shuこと五島秀一先生におろしていただいたメッセージのみ。
しかもそれが2月18日。
28日には神社の例大祭があり、
いときょう先生と一緒に参加する庄子みどりさんに誘っていただき、
例大祭に参加する流れとなったのです。
どうしてもそれまでに、「何とか形にしたい。」
その思いが強く、取りつかれたようになっていました。

そこで参考にしたのは、「ミサンガ」「組紐」でした。
「ミサンガ」や「組紐」の本を数冊取り寄せました。
勿論ネットでもいろいろ検索しました。
そして素材は、刺繍糸が手に入りやすいので、刺繍糸を用意しました。

そこまではよかったのですが、
5色、5本でひも状にするというものが、なかなか無いのです。
もっと簡単にできると思っていたのですが、
ミサンガや組紐をやっている方なら簡単だったかもしれませんが、
そのあたりの知識がなく、焦りました。
ですが、例大祭に間に合わせるには時間がありません。
なので、とりあえず、5本の糸を
2本、2本、1本と3つに分けて
それを三つ編みにすることにしました。

よし!これでできる!
と思ったものの、細い糸を頭に巻ける長さに編むというのは
思ったよりも時間がかかりました。
慣れていない、に尽きると思います。
でもなんとか形にすることができました。
今みると、本当に心もとなさが出ています。
当時作ったのはもうどこかに行ってしまいましたが、
試作品はこんな感じでした。

そしてこれを、自分の分と、みどりん(庄子みどりさん)の分と
私に瀧川神社を教えてくれた方の分を作るべくがんばりました。


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