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2022年10月 ベトナム旅行 備忘録①

こんにちは。2019〜2020年末年始以来、今年の10月に久しぶりに海外旅行へ行ってきたので備忘録を書いていこうと思います。
今回の旅行先はベトナムのホーチミンです。日本とは全く異なる光景を沢山見る事ができ、楽しい旅となりました。

準備

渡航書類
海外渡航への規制が緩和されたとはいえ、出入国時には渡航書類を事前に準備する必要がありました。
・ベトナム出入国時
ベトナムは他国と比較すると規制は緩めな部類。
ワクチン3回接種証明書さえあればベトナムでの出入国時に何も困る事はありませんでした。
ちなみに、ワクチン接種証明書を見せたのはベトナム出国時のチェックインカウンターのみです。
また、入国時「コロナ保障が含まれた海外旅行保険の付保証明書(英字)」が必要と情報にはありましたが、入国審査の際に見せることは無く、証明書の出番は来ませんでした。ただ、いつ見せろと言われるか分からないので加入しておいて損はないと思います。
※クレジットカード付帯の海外旅行保険より付保証明書を発行するには約2週間かかる為、旅程決定から時間が無かった私はオンラインで「三井住友海上」の海外旅行保険に加入しました。電話で発行申請時に出発が近い旨を伝えた所、約3日弱で到着しました。オペレーターの方ありがとうございます。

・日本出入国時
出国時に必要だった書類は記憶の限りだとパスポートと航空券のみでした。ただ、入国(帰国)時には「my SOS」アプリが必要となり、入国審査の前に係員が「アプリのDLをしてください」とアナウンスされておりました。出発前よりアプリのDLと事前手続きも完了していた為、検査等も受けることなくスムーズに入国審査へ進むことができました。
このアプリの存在を全く知らなかったので、当たり前の事ですが海外渡航時は事前の情報収集が改めて大事だと痛感しました。※事前手続きを完了していない場合は入国審査までのルートが手続き完了者と変わってきます。

航空券
驚異の遅延率約24%を誇る格安LCC「Vetjet」を利用しました。格安航空券の為、受託手荷物がある場合は追加料金が必要です。航空券のみの往復料金は約40,000円。復路のみお土産分も考え受託手荷物料金を追加で4,000円ほど支払い、合計は約44,000円。
機内持込可手荷物は1つで重量7kgまで。それを超えると受託手荷物として追加料金を払う必要があります。LCCならではの厳しさ。
7kgを超えないよう2泊分の着替えのみとし、(ホテルで洗濯すればOK)アメニティもホテルにある為、スキンケア類のみ小分けにして持っていきました。
全て合わせても重量は5kgで収まった為、ガジェット系を無闇にぶち込まなければ7kgを超えることはないと思いました。
円安なので時期を考えればもっと安く購入できるとは思いますが、ホーチミンでこの値段は安い…はず。今の相場がよく分かりません。

渡航書類と航空券を準備すれば、後は旅程、ホテルを考えるのみ!旅程とホテルは以下の内容になりました。

旅程
1日目
仕事後、成田にて前泊
2日目
成田→ホーチミン 8:55発 13:00着
ホーチミン市内を巡る
3日目
マングローブとワニ釣りツアー
ホーチミン市内を巡る
4日目
スイティエン公園
ホーチミン市内を巡る
ホーチミン→成田 23:40発 翌8:00着 

ホテル
「Fusion Original Saigon Centre」
2名2泊朝食込 1人約23,000円
agodaより予約。ホテル予約時は比較サイトの「trivago」経由で料金が1番安いサイトから予約しますが、大抵agodaの安い割合が高いです。
このホテルがとにかく素晴らしかったので後ほど紹介します。

その他準備
・SIMカード
海外渡航時はSIMカードを入れ替え現地のキャリアでモバイル通信というのが通常ですが、(※SIMフリースマホまたは3大キャリア契約の場合は契約から所定期間経過後にSIM解除が必要)
ahamoの場合はSIMカードを入れ替えずとも月額料金内で海外データローミングが可能でした。特に設定も必要なく、接続も問題ありませんでした。便利な時代になったな〜

・衛生面
東南アジアはフィリピンのマニラ以来2度目の渡航になりますが、ベトナムは先進国ではないのでトイレに備え付けのトイレットペーパーが置いていない可能性を考えました。(ホテル・デパートは整備されておりトイレットペーパーが設置されてました)経験上、衛生面で日本の感覚と同じでいると痛い目を見ると思ったので、ウェットティッシュやティッシュペーパーを余分に持っていきました。正直、そこまで心配する程ではなかったです。


1日目

として換算していいのかよく分かりませんが、往路の出発時刻が朝便という事もあり、成田付近のホテルに前泊しました。成田空港⇔ホテル間のシャトルバス有で1人1泊3,000円弱。

2日目

ホテルで1泊後、万が一の事を考え早朝4時発のシャトルバスに乗り、5時頃には空港に到着しました。流石に早すぎてチェックインカウンターもまだ空いておりませんでした。
また、この時は海外からの渡航者も殆どおらず、時間帯も相まって空港全体が閑散としておりました。臨時休業中の店舗も数多くあり、まだまだ元に戻るには時間がかかりそうで出発前に何とも言えない気持ちになりました。早く完全体に戻って欲しい。
以下写真のモニターからいきなり「デスゲームを始めます」って映像が流れ始めたらどうしよう…と思いながら過ごしました。


6時頃にはチェックインカウンターも開き、航空券発券時に手荷物の重量を計測されます。先述した通り、重量には厳しい為、7kgを達したら受託手荷物の枠に入り追加料金を支払う必要があります。並んでいる時は、恐らくベトナムへ帰国する労働者と思わしき方達が何がぶち込まれてるのか不明なクソでかいダンボールを抱えている光景が目立ちました。
カルロス・ゴーンも入りそうな大きさでした。

チェックインも完了し、いざ!出国審査へ!と思い気合いを入れましたが、イミグレが開くのは7時半すぎでとりあえず並んで待機。日本国籍のパスポートさえあれば事前手続き不要の顔認証でパッと出国審査が完了する為、3年前の出国時とは随分変わったな〜と驚きました。

往路便は遅延もなく(!)ほぼ定刻通りに出発。
機内は某バー○ラ、バ○ラ、バー○ラ!みたいなノリのいいポップに加え、哀愁漂うバラード等、ベトナムPOP(V-POP?)が流れておりました。
LCCだから覚悟はしておりましたが、座席はなかなか狭い。ただ、脚は十分伸ばせました。
備え付けの機内メニュー表を開いた瞬間、なぜか噛みかけのガムがベチョっと付着していた為、早速久しぶりの海外で洗礼を受けました。また、座席により備え付けのパンフレット類も異なる事が発覚。
LCCもいくつか搭乗してきましたが、今まで搭乗した航空会社の中でも群を抜いて質は低かったです(小声)
乗れればどうでもいい人間なので、こんなもんだよな!と割り切りました。サービスを求める人は全くオススメしません。
出発より約6時間後、ホーチミンのタンソンニャット国際空港に到着。入国審査が激混みで若干時間がかかりましたが、無事ベトナムへ着弾。
タクシーはクレカ支払いができない為、ATMでクレカから現地通貨のベトナムドンを引き出しました。
とりあえず日本円5,000円弱あればいけるか〜と思い
80万ドンに設定して引き出し。結局この後足りずに現地のATMで2回ほど引き出しました(苦笑)

空港からホテルへ向かう為に、タクシーを利用しました。
呼び込みタクシーは高確率でぼったくりという事前情報があったので、タクシー乗り場で大人しく待つことに。係員に誘導されてタクシーに乗りましたが、呼び込みタクシーでないにも関わらず、この時乗ったタクシーに恐らく普通にぼったくられました。※Saigon to○rist taxiという名の銀タク
ここでも早速洗礼を受ける事に。通常、20万ドン弱の支払いで行ける距離でしたが支払ったのは空港使用料1万ドン+66万ドン。倍以上で草。海外でタクシーに乗る時は常にメーターを凝視しているのですが、徐々に異変に気づいた頃には既に遅し。
乗り込む時は係員にも白タクか緑タクに乗りたい旨を伝えるべきだった…と少し後悔しました。この2択だとぼったくりの可能性は低いらしいです。
ちなみに、帰りのホテル→空港は白タクを利用し14万ドンで済みました。金額が違いすぎて思わず笑みがこぼれました。
久々に洗礼を受け若干テンションが下がりましたが、無事ホテルに到着。
ホテルはホーチミンの中心、1区のサイゴンセンタービル内で中にはショッピングモールと高島屋もあり、文句の付けようのない最高の立地でした。
入口はショッピングモールの店舗の中に突如出現。

ドアマンがドアを開けてくれます。ホテルに入るとどこからからフローラルないい香りが。
そしてロビーにはブルドッグが寝そべっておりました。

スタッフの方に荷物を部屋まで運んでもらい、エレベーターへ。その中でも色々と話しかけてもらい、適当中学英語でノリで会話。鉄板の「どこから来たの?」から「日本」と答えると日本は桜が綺麗だと話してくれました。
廊下もインスタグラマーが好きそうなオシャレなデザイン。

いざ入室!

枕がでかい!!!!!!
コーヒーもあるよ!!!!!
無料で飲み放題!!!!!!
窓からの景色!!!!!!
シャワーとトイレ別!!!!!!!

部屋も清潔感があり最高だったのですが、何と言っても部屋から出てすぐ目の前にこのパントリーがあったのも最高でした。コーヒーメーカーでカプチーノやカフェラテ飲み放題、クッキーやバナナも食べ放題。

イソギンチャクみたいな謎の果物の正体が気になる

果物は食べませんでしたが、ホテルに着くや否やクッキーが美味しかったのでひたすらボリボリ食べておりました。


若干寛いでからホーチミン市内に繰り出しました。
タクシーやGrab(送迎サービス)は利用せず、全て徒歩で回りました。

①ニューラン

いつも仲良くさせていただいているほっちさんから教えていただいたバインミーが美味しいお店「ニューラン」。初バインミーの大きさにビビりながらも、サッパリとした味わいで食べやすくあっという間に完食。
店内にいたイッヌが人懐っこくて可愛かった。


②チャンフンダオ像

ここまで辿り着くのに約2.3回ほど心臓を捧げかけました。交通量の多い道路を渡る必要があるのですが、信号が殆ど機能していない為、自動車とスクーターの合間を縫って横断歩道を渡るミッションが我々を待ち受けておりました。数回横断するうちに感覚が掴めるようになり(?)、自動車よりむしろスクーターの方が怖く感じる迄に至りました。「ビビらず堂々渡る」が大事だと思いました。

ちなみに、付近の道路はずっとこの交通量。
この間をタイミングを見計らい横断します。歩行者優先という言葉は1ミリもありません。ホーチミン最高です。


③ホーチミン人民委員会庁舎

ベトナム独立の英雄、ホーチミンの像を前方に構える庁舎。「ホーチミン 観光スポット」で検索すると必ずヒットするホーチミンの定番スポット。コロニアル様式の庁舎はどこから見ても美しく、晴天だったらより映えるのだろうなぁと曇天を見ながら惜しく感じました。


④ノートルダム大聖堂

絶賛工事中でしたが、サイゴン中央郵便局に向かう際にあったので記念に撮影。
旅行中の建造物工事中遭遇率が高くて悲しい。


⑤サイゴン中央郵便局

外観
内観

こちらも庁舎と同じくコロニアル様式の建造物。
外観、内観共に美しく、奥には社会主義国家らしく偉人であるホーチミンの肖像画が飾られておりました。
実際に稼働している郵便局なので、奥には窓口がいくつか設置しており郵便局員の方がお仕事中でした。

次の目的地、タンディン教会へは若干距離があったので、道行く中で見つけたものたちを貼っていこうと思います。

本屋通り(?)
店が殆ど本屋。次は何のお店だ?と思ったら本屋。
また本屋。本屋。本屋。本仮屋ユイカ。
THE・社会主義を投影させたポスター
ちなみに旧ソ連のシンボルもベトナム国旗と同等の扱いで
街中にちょくちょく掲揚されてました。
(ベトナム独立には旧ソ連の支援がありましたからね…
今の情勢を考えると何とも複雑な気持ちになりました)
ホーチミンの映画館
奥には「ソー・ラブ&サンダー」のポスターが。
中には「五等分の花嫁」のポスターもありました。
日本食スーパー
商品のラインナップがほぼ日本食。
日本語を見ると心がとても落ち着きました。
DAZN的なサブスク(?)の看板
5大リーグは全部見れるよ〜的な事でしょうか。



⑥タンディン教会

ピンクが綺麗!!!!これは女子が喜ぶヤツ。
ミサ中だったので中に入る事はできませんでしたが、内観も見てみたかった〜!ホーチミンに訪れたらここは外せないスポットだと思いました。そして昼での光景も見てみたかった。


夜遅く出歩くのも怖かったので、早めに部屋に戻り夕食はルームサービスを注文。値段は国内ホテルと変わらず…私は焼そば的な物を注文しましたが、日本円に換算すると税込で約1,800円。いや高ぇ……
普通にローカルな食堂で食べた方が安く済んだと思うので、これはちょっと安易でした()味も美味しいのかよく分からなかったので(小声)


主な観光スポットは中心部に集約されているので、徒歩で効率的に回ることができました。

とんでもなく長くなってしまったので、続きはまた別で書きます。

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