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J2第6節 藤枝MYFCvsロアッソ熊本

こんにちは、今回はロアッソ熊本戦のレビューとなります。 この試合は両チームの特徴と藤枝の現状がよく表れた試合となりました。 ではまず両チームのフォーメーションです。 両チームのフォーメーションと噛み合わせ 藤枝は3421、熊本は343(3412かも)です。ここでポイントになるのは熊本の守備の仕方です。 熊本の守備は基本的にマンマークです。実際にはそうはならないんですが、あくまでイメージとして先程の両チームのフォーメーションに当てはめるとこんな感じになって、誰が誰を見るかハ

    • サッカーの原理とか構造とか戦術とか

      こんにちは、今回はサッカーってどんなもの?って話です。今はポジショナルだとかゲーゲンプレスだとか5レーンとかビルドアップとか色々なサッカー用語が使われていますが、そういったものを使う前に知っておいた方が良いですよって話になります。ただそんなに難しい話ではありません。 サッカーのルールと構造 まずはサッカーとは何でしょう?色んな見方があると思いますが、僕が1つ挙げるとするとサッカーとはゲームです。そしてゲームとは決められたルールのもとで勝敗を競うものを言います。 例えばトラ

      • 藤枝MYFC vs ジェフ千葉戦レビュー

        こんにちは、今回はJ2第2節のジェフ千葉戦のレビューになります。 この試合結果からいうと0-4で千葉の勝利と、スコアだけ見ると藤枝の完敗になりますが、その内容な中々興味深いものでした。 ではまずは両チームのフォーメーションです。 藤枝は3421、千葉は442(DAZNだと4231でしたがどっちでも問題なしです)。 千葉のプレスのやり方 前回の記事で藤枝はボールを持った時は このように右CBが前に出て後ろをGKと中央と左のCBの3枚にしてビルドアップをスタートさせる事が

        • J2第1節 藤枝vs長崎 (藤枝の攻撃のやり方)

          こんばんは。今シーズンは藤枝MYFCに注目して分析していきたいと思います。(エスパルスについては分析同好会の誰かが書くでしょう) 去年はシーズン当初は松原監督に注目してグルージャについて書いていましたが、個人的に別のことで忙しくもなってしまい、数試合だけしか書いていませんでしたが(しかも監督途中で変わってるし…)、そのようにならないように頑張ります。 試合全体をレビューすると長くなるので、今回は藤枝の攻撃のやり方を見ていきます。 ではまずは両チームのフォーメーションです

        J2第6節 藤枝MYFCvsロアッソ熊本

          秋葉マジックの正体と結末

          こんにちは。残念ながら昇格はできませんでしたが、今回は秋葉さんのサッカーを振り返りたいと思います。 まずは秋葉監督になっての成績ですが、一試合平均勝点1.97で42試合にすると町田に次いで2位、平均得点2.11・平均失点0.77で今シーズンからチームに加わって4月に監督に就任した身としてほぼ完璧な数字を残しています。 少し前にこれを秋葉マジックと称していた記事がありましたが、このマジックの正体とは何だったか見ていきます。 (先日他でこれについて書いた記事が出てましたが、もう

          秋葉マジックの正体と結末

          メンタルの弱さを考える          ホーリーホック戦レビュー

          こんにちは。先日行われたホーリーホック戦、結果はご存じの通り1-1の引き分け、エスパルスはプレーオフに進むことになりました。 今回はその試合で秋葉監督が試合後のコメントで言っていたメンタルについて考えていきたいと思います。 試合の振り返りはこちらの御二人のをポストを参考にして下さい 試合の印象ですが、前半はエスパルスの攻撃は停滞しシュート0で水戸に攻め込まれることが多く、後半は逆にエスパルスが攻勢に出て失点はしたもののチャンスを多く作ったという感じになると思います。 秋葉

          メンタルの弱さを考える          ホーリーホック戦レビュー

          水戸ホーリーホック戦簡易プレビュー

          こんにちは、今回は最終節の水戸ホーリーホック戦の簡単なプレビューです。 水戸のプレス 最初はエスパルスが自陣で保持している時の水戸のプレスの仕方です。参考は前節の磐田戦。水戸の方は532のフォーメーション。ちなみにその前の藤枝戦は442で少し違いましたが、多分こっちと予想します。 前から奪いに来るときは2トップのうちの片方がボランチをケアしてもう1人がCBへ(相手が3枚になった時はCHが出てきます)、SBへはWBが前に出てきます。その際は最終ラインがスライドして後ろをカ

          水戸ホーリーホック戦簡易プレビュー

          J3第3節 盛岡vs大阪

          こんにちは、今回はグルージャ盛岡とFC大阪の試合を振り返ります。 ではまずは両チームのフォーメーションです。(グルージャの方は攻撃時、大阪は守備時になります) グルージャは桐に変えてチャンヒョンスが先発で、あとは前節と同じ先発メンバーになります。 グルージャの攻撃 試合の序盤は前線に長いボールを多く使ったりしていたグルージャですが、落ち着いてくると後ろからボールを繋いで攻撃を組み立てます。 ビルドアップの形はこのようにCBが広がってGKと3人、必要であれば松原やIHが降

          J3第3節 盛岡vs大阪

          J3第2節  盛岡vs琉球

          こんにちは、今回は2節の琉球戦を振り返ります。 (ちなみに琉球の倉貫監督は高校選手権で一番好きだった選手です) 試合後にグルージャの番記者さんのスペースを聞いたのですが、そこで試合の中身について自分が見えた事については殆ど語られていたので、今回は軽くレビューしていきます。 ではまず両チームのフォーメーションです こちらは守備時の配置ですが両チームとも442.ボールを持った時はお互い形を変えます。ではまず琉球の方から 琉球のビルドアップとグルージャのプレッシング 琉球は最

          J3第2節  盛岡vs琉球

          J3第1節 盛岡vs愛媛

          こんにちは。今回は3月5日に開幕したJ3リーグのいわてグルージャ盛岡と愛媛FCのマッチレビューになります。 普段は主にエスパルス関連の試合のレビューをしていますが、今シーズンは松原監督がどんなサッカーをするのか興味がありグルージャの試合を追っかけたいと思います。 まだ選手の顔と背番号とポジションが一致していませんが、グルージャサポの皆さんどうぞ宜しくお願いします。 ではまずは両チームのフォーメーションです。 こちらはセットした時の守備の基本フォーメーションです。グルージャが

          J3第1節 盛岡vs愛媛

          第1節水戸ホーリーホック戦雑感

          こんにちは、今回は開幕戦の水戸戦の感想になります。 まずエスパルスの布陣は3421、主力組だったであろう白崎と乾は怪我?でメンバー外となっていました。 後は試合後のインタビューでも言っていた、吉田豊が右サイドに回った事が想定外の出来事だったでしょうか。 試合は前半エスパルスがボールを保持して攻撃できない、水戸の攻撃を制限できずに押し込まれる展開。ボールを奪ってから素早い攻撃でチャンスはありましたが、クラブが掲げている個人・チームの意図を持った攻撃と守備とは程遠い状態となって

          第1節水戸ホーリーホック戦雑感

          エスパルスユースvsグランパスU-18 

          こんにちは、今回は11月20日に行われた清水エスパルスユースと名古屋グランパスU-18のマッチレビューになります。 まずは両チームのフォーメーションです。 こちらはお互い守備でセットしたときのフォーメーションで、エスパルスが5-4-1、グランパスが4-4-2になります。 エスパルスのプレッシングと先制点 前回レビューした鳥栖戦でもそうでしたが、エスパルスはグランパスの最終ラインがボールを持つと前線から積極的にプレッシングを行い、高い位置でボールを奪おうとします。 その時

          エスパルスユースvsグランパスU-18 

          エスパルスユースvsサガン鳥栖U‐18

          こんにちは、今回は10月8日に行われたユースの試合のレビューになります。 まず両チームの基本(守備の時の)フォーメーション。 ボールを持った時はお互い形が変わるので、あまりこの表記に意味はないかもしれませんが、守備の時はお互い4-4-2でした。 エスパルスの攻め手 ではここからは両チームの攻め方を見ていきます。まずエスパルスの方ですが 後ろでボールを持ったらそこから繋いで崩していくという事はあまりせずに、最終ラインから長いボールを前線に入れてそれをFWが収めるかこぼれ

          エスパルスユースvsサガン鳥栖U‐18

          エスパルスユースvs柏レイソルU18

          こんにちは、今回は2021年5月1日に行われたエスパルスユースと柏レイソルU-18の試合から、昨年のエスパルスユースがどんな事をしていたかを見ていきます。 これまでエスパルスユースの試合を見た事はなかったのですが、数年前からエスパルスのアカデミーがヘッドオブコーチングの森岡さんを中心に新たな取り組みをスタートさせた事、そして昨年のエリートリーグの横浜Fマリノスとの試合でユース(トップの選手も数名混じって)の戦いぶりを見て興味を持ちました。 ここでは試合全体ではなくエスパル

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          エスパルスのサッカーと平岡監督のミッション(前編)

          こんにちは、今回は今クラブが作ろうとしているエスパルスのサッカーと先日2022シーズンの指揮を執る事が決まった平岡監督が求められているものについて書いていきます。(長くなったので前編と後編に分けます) エスパルスのサッカーとこれまでの流れまずは今クラブが作り上げようとしているエスパルスのサッカーを考える上で、これまでの流れを振り返っていきます。ここで言うエスパルスのサッカーとはよく言われる「清水・静岡のサッカー」ではなく、あくまでエスパルスというクラブのサッカーになります。

          エスパルスのサッカーと平岡監督のミッション(前編)

          応援する理由

          ショックは大きかったぁ…でもいる人全員がこのクラブに強くなって貰いたい、強くしようと全力でやってるのが分かる。チームだけじゃなくてそんな人達を応援している事に気づいた。 頑張れエスパルス

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