5/20~5/24 ドル円週間展望
ファンダメンタルズ
先週の相場を見ると、とりあえず制裁合戦は市場に織り込まれた形です。
ただこれから追加関税の影響を見極めるまでは下手に上値を追えない下値不安の相場が続きます。
追加で行う経済対策の内容や米中協議の進展があるまでは基本的に買いは慎重にならざるおえません。
今週の注目は20日発表予定の四半期のGDP速報、市場予想は前回0.5%プラスからマイナス0.2%に悪化の予想。
この通りなら、増税の議題が出てきます。
そして何も考えてないいつもの増税路線の発言を繰り返すでしょう。
そうなればAI・アルゴリズムがその都度反応し、上がったとしても上値を押さえつけてきます。
波形は下落相場のままです、短期では戻りを試す展開ですので、揉み合いの相場が続くと思われます。
エントリーは引き付けて慎重に行いましょう。
では先週末のテクニカル予想の答え合わせから。
下記が先週末のnoteのまとめ
①注目ポイントは110.05で反転するかどうか注目
【結果】110.35タッチから反転で一気に109.495まで下落で正解。
②日足周期とMACDの波形を考慮すると本日は戻り波形継続か揉み合いになる可能性が高い。
【結果】行って来いの相場、ナイトで全戻しで揉み合い予想は正解。
③現在日足エリオット戻り4波に警戒。
【結果】は日足以下MACD全てGC・上値更新で日足戻り4波中で正解。
という結果です。
では引き続きテクニカルの視点から本日の分析に入ります。
MACD
週足DC・日足以下GC
日足・8時間は0ライン以下で推移、それ以下の時間軸では0ライン上で推移。
MACD総合判断は【下落トレンドでの戻り波形】
次に日足を見ます
上図は中期の転換ライン(青線)を平行に等間隔に引いたものです。
下値いっぱいの位置で止められている事がわかります。
本日、日足トレンドライン上値の重要な値は110.38付近。
日足から分析できる事を上図にまとめました。
目先108.3方向の下落トレンド中のエリオットカウント戻り4波形。
トレンドラインからの上値は110.38付近を注目。
戻りいっぱいは110.85です。
では次に1時間足の分析で細かい動きを見ていきます
先週にお伝えしていた通り110.26タッチからは一息つくと思われます。
その後、2番底から出来た波形を試す展開になっていくかなと予想しております。
110.26の値を埋めた後、調整を入れて、再度高値を狙うなら2番底からの波形が濃厚。
76.4%ライン110.39超えてくれば戻りいっぱいを試す展開。
エリオットカウントは上図の通り。
エリオットカウントはクライマックスに向かってます。
まとめ
目先108.3を目指す下落トレンドの戻り4波形。
日足戻り上限110.85
【本日の注目】
【110.26】【110.39】で反転するかどうか?
売りを狙うなら上記2点を引き付けてエントリー
戻り波形ですが、ファンダ的に上値も抑えられる地合いですので、揉み合いの相場継続となりそうです、マイナススワップ考えエントリーは引き付けてスキャ・デイトレをメインに行いましょう。
5/21追記
昨日はやはり揉み合いの相場となりましたね。
GDPが市場予想を大きく上回った事によってAIとアルゴが反応するも、日経指数上昇すると閣僚が増税の話をするのでその都度売られる予想通りの流れ。
昨日は茂木大臣の増税発言をきっかけに日経が売られ、ドル円が下がり、切り返してきた所を菅官房長官の増税発言で失速。
昨日のエントリーの狙い目予想、
【110.26か110.39に引き付けて売り】は、
増税発言きっかけで下がり出したので
110.32から下落と中途半端な位置からの反転となりました。
下値は109.8まで下落し、揉み合いの相場の中では、なかなか良い狙いだった分、ファンダで上値がズレてしまったのが悔しい結果となりました。
ではテクニカルの分析に移ります。
MACD
日足横ばいで中立・8時間GC・4時間横ばいで中立
日足・8時間は引き続き0ライン以下で推移
日足・4時間が横ばいになってる事で本日は短期的に動きが非常に難しいです。
日足の見解は変わらず下落トレンドの戻り4波形です。
大局は下落波形に変わりはありませんので、売り狙いが有効になります。
あとはどこに引き付けて売りを狙うか?
1時間足で刻んで見ていきましょう。
時間足のエリオットカウントは昨日の予想通りクライマックスという見解は変わっておりません。
一番気がかりなのは、本日の冒頭で記述した通り反転したポイント。
しっかりと二番底の値幅76.4%をタッチから反転していれば、絵に書いたような綺麗な反転となりましたが、上のチャートを見てわかる通り、足りておりません。
その足りてない少しの値幅が反転したのかどうか判断を難しくしております。
昨日の高値更新せずに昨日の安値を割り込んで来るようであれば、ひとまず109.51へ下値を試す展開になるかと思います。
短期の上昇波形が続いているならば昨日に引き続き110.39付近で反転するか注目です。
本日はMACDの波形、昨日の反転したポイントを見るとエントリーポイントをあらかじめ絞るのは非常に難しいチャートです。
無理してエントリーをする必要はありませんが、
スキャ・デイトレで狙うなら110.39引き付けてのショートか、昨日の安値を割り込むのを確認してからの売り・戻り売りで短期ショート狙いです。
揉み合いがもうしばらく続く可能性が高いので、トレードは引き続きスイング狙いではなくスキャ・デイトレ中心のエントリーとなります。
5/22追記
昨日は、米商務省がファーウェイに対する規制を一部緩和すると発表したことで、米中対立激化懸念が和らぎ、ハイテク株がダウ平均を押し上げドル買いにつながりました。
ファンダで始まった下落相場ですので、米中関連のファンダには敏感に反応します。
ですが、日本は増税路線の変更がない限り日経に海外勢の本格的は入ってきませんので、引き続きドル円の上値は重く、重要な節値は上げきれないと思われます。
今週の始めに記述してる日足戻りいっぱい110.85です。
上記が昨日のエントリータイミング、結果はファンダ主導で大きくリバウンドし110.67まで上がっています。
私は自分の予想通り110.85をロスカットラインにし110.39、110.5、110.6と売りあがりました。
昨日記述した、上値が足りてないので、反転の判断がつかないというのが、昨日の相場のキーになりましたね。
やはり反転出来る位置にタッチしていない以上、高値を試すために一息入れたと読むべきでした、反省です。
では今後の展開を分析します。
日足以下MACDは全てGC
日足のみ0ライン以下で推移、8時間は0ライン付近、その他は0ライン上。
引き続き下落トレンドの中の戻り波形。
では細かく見ていきます。
ますトレンド線は日足・8時間は中立の位置にいますが、4時間は重要な位置で止められいます
今の下落トレンドのきっかけになった、割り込んで加速していった転換ラインで反応した形です。
このラインを実線で超えてくると雰囲気が変わってきます。
続いて1時間足でフィボナッチとエリオットを見ていきます。
フィボナッチで見ると、今回は上値は足りています。
窓開け後の下落の値幅、2番底で出来た波形の値幅、76.4%タッチと100%タッチで、転換してもいい所まで上がっております。
エリオットのカウントは昨日から言ってる通りクライマックスを迎えており、ここから下落に転じた場合、しっかりとした下落か調整のABCの波形を作ってくると思われます。
またチャートのセオリーである、入り口と出口が似るというアノマリーも昨日の一気上げ窓開け後の値幅とほぼ同値の値幅を作りクリアしておりますので、転換してもいい形となりました。
またここから仮に高値を更新せずに下落に転じた場合は、最後の波形が大きい事から、下値も大きくなりやすいです。
まとめ
4時間転換ラインに注目。
下落に転じても良い形ですが、MACDが上向きですので、急落は難しい、下落なら1クッション2クッション入れて徐々に加速する形が自然です。
エントリーは売り。
110.85をロスカットライン。
5/23追記
米中関連のファンダに一喜一憂する相場が続いております。
私のポジションはnoteの予想した通りに売り買いしております。
110.39ショート、そこから110.85を背に100pip刻みで売り上がり。
昨日の110.39を割り込んだ所で一番下のポジションと、110.5台のショートポジションを一部利確残りを保有中といった感じです。
昨日のnoteでもお伝えしてる通り、昨日の段階では多数の時間軸でMACDが上向きだった事もあり、緩やかな下落となりました。
ですが昨日緩やかな下落となった事でMACDもGCしていた時間軸が横ばいとなりつつあり、短い時間軸ではDCする足も出てきております。
下落トレンドは上昇の倍のスピードで動いてきますので、長い時間軸でMACDのDCするのを待って一気に仕掛けてくるケースが多いので要注意です。
下落トレンド中は急な動きが入りやすいので重要なポイントを押さえて冷静にトレードを心掛けましょう。
ではテクニカルから分析に入っていきます。
MACD
日足。GC中横ばい・8時間GC・4時間DC
日足0ライン以下で推移・8時間4時間0ライン上で推移
下落トレンド中戻り波形。
日足アルゴ周期は今日、明日が変化日に該当するのでトレンドが変わりやすい。
昨日も記述した通り、上値は転換してもいいラインタッチからの反転をしております、エリオットのカウントも足りております。
以前から言ってる通り、108.3方向下落トレンドのエリオット4波形の戻りと判断しておりますので、ここからの下落は調整のABCではなく、しっかりとした5カウントを形成してくる予想してます。
重要なトレンド線は昨日注目した4時間足の転換線を平行にスライドしたラインに注目。
このリバウンドの上昇の終わりの判断はこのローソク足の安値109.808を少しでも割れば終わりと判断出来ます。
昨日もお伝えした通り、最後に出来た短期上昇波形が大きな陽線を形成した事によって、下値を深く掘りやすい形となっております。
最後の波形を100%掘り切った場合の下値は108.4まで掘れる形となっております。
その波形の中でも刻んでまず注目するのは手前の波形
ここから下落に転じた場合、目先109.07のタッチはしにきます。
そこを割り込んでこれるかどうかに今後注目していきます。
まとめ
4時間転換線に注目。
上昇の節値109.808を割り込んでこれるかに注目。
下落カウントに入れば109.07のタッチをしにくる。
エントリーは売り・戻り売り狙い。
下落の加速は長めの時間軸MACDがDCするのを待って加速していくと予想します。
5/24追記
本日は昨日からTwitter等で発信してる通り、月例経済報告次第という相場となります。
経済見通し引き下げは十中八九してくるでしょうから、消費税についての発言は避けられません、市場と向き合う姿勢なのか、増税路線に変更無しなのか、それによってドル円・日経ともにとどめの一撃となる可能性があります。
増税路線に変更なければさらに売りこまれると思われます。
昨日までの値動きはほぼ完ぺきでした。
上値が足りてると予想した転換のタイミング、MACDが下を向くのを待って仕掛けると予想した加速するタイミング、転換のアルゴ周期もはまってました。
このまま私のイメージ通りに動くならばこの先暴落が待ってる!?といった所ですが、そこにはファンダも絡みますので、いつも通りテクニカルから刻んで値動きの予想をしていきます。
ではMACDから
日足・DCなりかけの横ばい、その他DCです。
そして全て0ライン以下。
やはり日足戻りエリオット4波形であった事がMACDで証明される形となりました。
そしてリバウンド相場の直近の節値109.809を割り込んだ事によって、上昇のカウントが終わった事がわかります。
110.673を高値とした下落カウントが始まった事がわかりますので、ここからの上昇するタイミングは転換出来る値のタッチをするまでは全て戻り売りのタイミングとなります。
続いてトレンドライン
4時間足で分析します。
引き続き4時間転換線を意識していきます。
エリオットカウントは目立つ戻りを作っておりませんので、短期的に1時間~4時間足でのエリオット4波形の戻りで転換線の裏タッチまでリバウンドする事も想定出来ます。
転換線の裏タッチはあれば積極的にエントリーしていきたいタイミングです。
続いて1時間足を使ってフィボナッチから値動きを分析していきます。
先日からお伝えしてる通り、最後に形成した陽線が大きい事から下値が掘りやすくなっている状態です。
その中でも一番直近で意識される値幅は上記の通りです。
現在止められているラインは76.4%の値で止められおりますが、109.07のタッチまでを目先狙ってるのがわかります。
戻り売りを狙いたい目安は戻り50%~61.8%。【109.88~110.06】
100%の109.07を少しでも下抜けしてくれば
意識される値幅が大きくなりさらに一段深く掘る事が想定出来ます。
まとめ
消費税の発言を要確認、(情報がわかり次第Twitterで発信予定)
増税凍結の発言がなければ下落相場継続でテクニカルのまま戻り売りでエントリーを狙う。
目安は4時間トレンドライン裏タッチと1時間フィボの50%~61.8%を狙う。
109.07を少しでも下抜けすれば更に波形は大きくなる。
エントリーは売り・戻り売り。
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