見出し画像

【被害者急増中】悪質な訪問販売にご注意ください!

株式会社アーネストワンと申します。
当社は主に建売住宅の販売を行っている総合不動産住宅メーカーです。

先日、当社で住宅をご購入いただいたお客様からお問い合わせをいただきました。

業者を名乗る人物が自宅に訪問してきて、「お宅の屋根が外れていますよ」と指摘を受けた。雨漏りはしていないのに、下からどのように屋根が壊れたのを確認したのかわからない。

※お問い合わせメールを要約

お客様から送付いただいた防犯カメラの映像を拝見したところ、「屋根が壊れている」「工事の挨拶に来た」とインターホンに話す人物を確認しました。
しかし当時、近隣で屋根を上から見ることができるような工事現場はなかったとのことです。


不審な業者・悪質な訪問販売が増加しています

先程のお問い合わせのように、「不審な業者が突然家にやってきて不安をあおり、よく考える時間を与えずに契約をせまる」という訪問販売が近年増加しています。
他にも下記のような事例が報告されています。

・訪問業者が「無料で点検をしている」と言うので屋根に登らせた。
→点検後に「不具合があったので直しておきましたよ」と写真を見せられて高額な代金を請求された。

・訪問業者が「屋根が壊れているから直した方がいい」と言うので修理の契約をした。
実は、お客様から見えない場所で業者が建物を破壊していた。


屋根の修理に限らずシロアリ工事・リフォーム工事などの業者を名乗るパターンもあります。
令和6年能登半島地震に便乗し、類似の事例が確認されたという報道もされています。

実際の屋根の状態は?

訪問を受けて心配されたお客様からお問い合わせをいただき、当社で点検を行っても「全く異常がなかった」というケースがほとんどです。

被害の実例写真

屋根内部の屋根材が、直線的に切り取られています。
棟板金(むねばんきん)という金属の部品がめくられています。
何か道具をひっかけて上方向に引っ張ったと思われるめくれ方をしています。
太陽の熱や、風でこのように変形することは考えにくいです。

不審な訪問を受けた場合

突然訪問してきた業者に不審な点がある場合にはドアを開けず、インターホン越しに以下のように対応してください。

屋根に登らせない、敷地内で点検させない
・会社名、名刺などを確認する
・「施工した業者に確認してもらいます」と言ってはっきり断る

家族が契約をしてしまった場合

家族が不審な業者と契約をしてしまったなどの場合には、消費生活センター等にご相談ください。
離れて暮らしている高齢の家族が契約させられていたことが後から発覚したというケースもあります。

・消費者ホットライン
TEL:188
 
※最寄りの市町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号です。

・公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター
「住まいるダイヤル」:0570-016-100/03-3556-5147

当社物件の屋根等が破損した場合

ご購入いただいた物件で不具合やご心配なことがございましたら、当社のコールセンターまでご連絡ください。

・アーネストワンコールセンター
フリーダイヤル:0120-4135-46
※受付時間 9:00~18:00(年末年始を除く)
※定期点検以外の点検及び保証対象外の補修工事は有償対応となります


【参考ページ】

・屋根工事の点検商法のトラブルが増えています-典型的な勧誘トークを知っておくことで防げます!-(独立行政法人国民生活センター)
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20231011_1.html

・屋根工事の訪問販売契約トラブルに注意!(練馬区公式ホームページ)
https://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/syouhiseikatu/trouble/yanekoji.html


この記事が参加している募集

企業のnote

with note pro