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壁の果てを目指して。Wall World紹介

やめどきが分からないローグライト穴掘り&タワーディフェンス

 僕たちは壁の中に住んでいる。この壁はずっと続いているんだ。
でも祖父が言うには、この壁には「端」があるらしい。それって本当かな?
さあ、頼れるスパイダーロボットと共に、壁の端を見に行こう。

ゲームの進め方はシンプル。

 壁を掘ると鉱石が見つかる。それを集めると装備の強化が出来る。より効率的に壁を掘れるようになったり、一定時間が経過するたびに襲ってくる敵を撃退するための武器を強化したりすることができる。
 運が良ければ非常に強力な遺物を拾うこともできるかもしれない。

 敵の撃退に失敗してスパイダーの耐久値がなくなると、ポッドで脱出して拠点に帰ることになる。残念ながら頑張って強化したスパイダーとはお別れだ(いわゆるローグライトである)。しかし、壁を掘って手に入れたお金を使って初期装備を永続的に強化することができる。

 さあ、強くなった新生スパイダーに乗って、次の冒険に旅立とう!

 本作ではこの永続強化が非常に強力で、新しい装備を手に入れるとスパイダーが一気に強くなる。ゲームプレイがどんどん爽快になり、できることが増えたりする。このゲームの神髄はそこにあるといっても過言ではない。

 一回のプレイで少なくとも一つぐらいは新しい装備を購入できるほどの資金が貯まるので、毎回「この装備があれば前回のプレイを超えられる!」というワクワクがある。敵に負けて惜敗を喫したのにも関わらず、拠点で新装備を買って脳汁ドバドバなのである。
 やめどきなんてあるわけがない。非常に秀逸なバランスである。

 ローグライト、つまり毎回の冒険で拾うことができる遺物がランダムである点も面白さに拍車をかけている。遺物ひとつで戦略がガラッと変わりうるため、常に「今一番効率の良い動きは何か」を考える楽しみがある。

 難易度設定も可能だ。難易度が高くなると、襲ってくる敵が強くなる(他にも違いはあるかもしれない)。探索可能時間、ひいては永久強化の頻度にも関わってくるため、サクサク遊びたい方は「ノーマル」で、じっくりと時間をかけて取り組みたい人は「ハード」で遊ぶのがおすすめ。難易度はいつでも変えられるので安心だ。(ちなみに「狂気」は2週目の知識でもかなり難しい。文字通り狂気を感じられるぞ。)

まとめると、
ローグライトのゲームで、永久強化あり。そして沼ること間違いなし!

さあ、ストアページへGO!

今年の夏にはDLCの発売も予定されている。これは見逃せない…!


日本語化の手順

 最初ポーランド語でゲームが始まって困惑したため、私だけの現象かもしれないが解決策をメモしておく。まずはプロローグを飛ばし、気にせずセーブデータを作成しよう。難易度を決める必要があるがあとで変えられるし適当で構わない。セーブデータを作ったあと拠点画面から言語設定ができる。

左に5つ並んだタブのうち上から3つ目が設定タブ。
設定を開いてちょうど真ん中あたりの「Jezyk「Polski」」と表示されているタブが言語設定だ。二つ左にずらすと日本語となる。
日本語に設定した後そのままゲームを始めてもいいが、一度再起動してプロローグを読んでおくのを強くおすすめする。

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