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こんにちは。
今日は、東洋医学の五行のうちの"水の要素"の特徴を3つご紹介します。

特徴① 精を蔵する

水の要素は精を蔵しています。
この精とは何か?と言いますと、私達が生まれながらにして持っているもので、生まれてから成長していったり、生殖、発育のために必要なものです。それなので、生まれつきこの精が十分にあると病気にかかりにくく、丈夫な体であることが多いとされています。

特徴② 水分代謝に関わる

水の要素は五臓のうち「腎」と関わりがあり、この腎は身体の水分代謝を調整しています。
そのため、腎が弱まるとむくみや頻尿といった不調が起こるようになります。

特徴③ "志"の住処である

水の要素は、5つの神のうちの"志"の住処でもあります。
この志は、意志だけでなく持久力や自信、回復力とも関連するため、この要素の状態が良好な場合は自信があり、安定して物事をやり遂げたりすることができます。

逆にこの要素の状態が良くない場合には、自信がなくて不安な気持ちに襲われたり、落ち着きがなくなったりします。

このような時には水の要素に関わる精油…ジュニパーやゼラニウム、シダーなどでケアすると良いでしょう。

まとめ

今日は水の要素についてご紹介しました。
"生きる力"とも大きく関わるこの要素は、私達が自信を持って忍耐強く物事をやり遂げたり、決断する力なども与えてくれます。
五行全体のバランスを整えることを大切にして、心身ともに健康な状態を目指していきましょう。


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