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こんにちは。
今日は「スパイス系精油と陰陽」についてお話しますね。

以前こちらの記事に、東洋医学の陰陽と精油について書きました。


陰陽論では、自然界に存在するうすべてのものは陰陽に分けて考えることができるので、精油も陰と陽に考えることができます(ただし絶対的なものではありません)。

その中で今日はスパイス系の精油についてお話しますね。

スパイスの効いた料理(カレーやチャイナど)を飲食すると、身体がポカポカ温まってきたという経験をお持ちの方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
ジンジャーやブラックペッパー、カルダモン、フェンネルといったスパイス類。
これらはみな、陰陽で考えると「陽」に属すると考えられています。
それなので、身体が冷えている時はもちろん、疲れがとれにくい、むくみを感じるといったような陰の不調がある時に使うことが適していると考えられます。

また、気力・活力が湧いてこない、精神的に落ち込み気味といったようなことも、陰陽では陰の強い状態ととれるので、陽に属する精油を用いることで陰陽のバランスがとれるようになっていきます。


スパイス系の精油の香りにも温もりを感じます^^


私はもともと陰の強い体質なので、アロマトリートメントの際にスパイス系精油をブレンドしてもらうことがよくあります。
ブラックスプルースのような寒い地域で育つ植物の精油とブレンドすると、より「陽」のパワーが強まりますし、
その他、オレンジのような明るく爽やかな精油とのブレンドも◎。オレンジも「太陽」をイメージさせることから陽の気が強いと考えられています。
ブレンドによって色々なアレンジをすることのできることがアロマの楽しいところですよね^^


もちろん陰の体質だから、陽の精油しか使ってはいけないということはありません。精油の良いところは、バランスの良い方向に調整してくれることなので、東洋医学的に精油を選ぶ際には、陰陽や五行を考慮しながら最終的に自分の好きな香りに仕上げることがベスト。アロマは「芳香療法」ですから、その時の自分に合う香りであることが最も大切です。

人の身体は常に変化していて、その時によっても陰陽バランスは変わってきます。それなので、その時の自分の状態を把握しながら、自分にピッタリのブレンドをしてみてくださいね^^

*精油には含まれる成分によって禁忌・注意事項がありますので、その点は十分に気をつけて使用してください

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