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【父方ルーツ その5】一番のお気に入り戸籍 ワクワクが止まらない✨

父方ルーツを遡り、いよいよ6世祖父の名前まで判明しました。

前回秋田の戸籍が手元に届いたお話はこちら

いよいよそれぞれの戸籍を精査していきたいと思いますが、父方のルーツを辿るにあたっては『祖父母はいとこ婚」であるということが非常に重要なポイントとなります。

つまり曽祖母(工藤リノ)と曽祖父(後藤兵蔵)が姉弟なので、その2人の実家戸籍を軸に据えて読み進めていくことにしました。


昔の戸籍は大所帯

現在の戸籍は家族単位で構成されているけれど、昔の戸籍というものは「家」という単位で構成されていたのです。

家長がいて親兄弟家族、孫までまるまるっと一つの戸籍に名前が記載されているのです。

ここも古い戸籍の面白いところ。

戸籍の中には「家督相続」「隠居」という記載があり、そういうものが庶民でも行われていたことに改めて驚きます。

こうして大世帯ファミリーの家長つまり戸籍における戸主を筆頭にたくさんの登場人物が出てきますので、一つの戸籍が数ページ存在することもあります。

今回フォーカスを当てた高祖父後藤長之助が戸主の戸籍も5ページあり、そこそこに大世帯のようで、孫ともなると誰が誰の子なのか混乱してしまいます。

それでは内容を確認してみます。


縦方向に遡る

まずは戸主後藤長之助(高祖父)戸籍の登場人物を見ていきます。

キーパーソンは・・・

1、高祖父長之助高祖母サキ(曽祖母工藤リノ、曽祖父後藤兵蔵の親)

2、高祖父の父(五世の祖)長兵ヱ高祖父の母(五世の祖)チヨ

3、高祖父の祖父(六世の祖)長兵ヱ

このようにして縦方向、直系を遡ることができました。


兄弟を確認する

さて次に高祖父長之助の子であるリノ・兵蔵姉弟について見ていきます。

リノは長女、兵蔵は二男とあり、その他にも長男、三男、四男、二女、三女の名前が記載されていました。

この戸籍で確認できる限り7人兄弟であったようです。


養嗣子が2人もいる

次にこの戸籍で注目したのは「養嗣子」という続柄。

この家には4人も男児がいるにも関わらず養嗣子が2人も存在しています。

その1人が金治とありました。ひいおじいちゃん(曽祖父)でリノの夫です。

なんとなんと、曽祖父工藤金治は後藤金治として後藤家の養嗣子、つまり婿養子、入婿であった様子。

金治は後藤家の長女と結婚し養嗣子となり、後藤家の家督を継ぐ存在だったのでしょうか???

またも謎ポイント。後でじっくり考察したいところです(付箋✨)


もう1人の養嗣子について、ここにも面白そうなエピソードがありそうですが大きく脱線してしまいますのでそのうち触れたいと思います。(ここも付箋✨)


曽祖父母4人ともここにいる奇跡

その後登場してくる「婦」という続柄は子の妻です。

この戸籍には兵蔵の妻ミサの名前もありました。

というわけで、この戸籍には父方曽祖父母4人(金治、リノ、兵蔵、ミサ)全て大集合しているのです。

ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃん4人が同じ戸籍ですよ。これはすごい!!!

この村、この家しかいないわけじゃないよね?(ないない)

孫もたくさんいる

続柄「孫」は13人います。

なんとも賑やかすぎる。

あくまでもこれは「戸籍」であってみんなが一緒に住んでいたかどうかは不明ですが、ワイワイガヤガヤの賑やかな家のイメージが浮かんできます。

もう少し丁寧に見ていきましょう。

まずは長女と婿養子夫婦(金治、リノ)の子供たちが、4人います。
え!4人?
女児2人、男児2人です。
後に金治とリノは北海道へ移住するわけですが、前の記事で触れたように、北海道移住後秋田から息子二人を呼び寄せています。
その二人の他に娘が2人いたことになります!

父方祖父金次郎の兄弟は5人ではなく、7人だったということが判明しました。
これはかなり重要ポイントです!!
ここにも付箋をつけておいて、あとでまた精査していきたいと思います(付箋✨)


続いての孫シリーズは、兵蔵ミサ夫婦の子ども達、つまり祖母ツナの兄弟です。
この時点で3人の記載がありました。
長女ツナの名前もこの戸籍の中に見ることができました。
でも、3人のうち2人はまた知らない名前。
既にわかっている2人の名前は、兵蔵が分家後に生まれた弟妹です。

ということで祖母は5人兄弟であるということが新たに判明しました。
では祖母は秋田で生まれていたのか??という疑問がわいてきます。
でもよく見ると本籍地は秋田であるけれど、出生届が提出された場所は北海道となっていますので、やはり祖母は北海道生まれであるということがわかります。

こうして兵蔵・ミサファミリーについても家族歴が判明しました。


戸籍ってややこしいけど、結構重要なことが記載されていてそこからもかなり情報を拾い上げることができるものですね。

さて残りの孫たちは、兵蔵の兄である長男夫婦の子ども達。
私からは傍系となるので、サッと目を通して一旦孫シリーズは閉めたいと思います。


まとめ

今回は情報量が膨大な高祖父後藤長之助が戸主である戸籍をざっと読み込んでみました。

この戸籍で初めてわかったこと
1.文化4年生まれの五世の祖チヨ
2.父方曽祖父母4人全員の記載あり
3.工藤金治は後藤家の婿養子
4.祖父金次郎は7人兄弟
5.祖母ツナは5人兄弟

です。

もう少し細かい点についても精査していくうちに浮かび上がってくることがありそうです。

情報量が多すぎる戸籍との濃密なお時間でした。

続く。



















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