易で家の霊障を占ってもらったところ、一番深刻障りを起こしているのは母方の有縁無縁之霊だという。

不成仏霊の影響が強すぎて対抗するのが困難な状態に陥っていた。
霊障としては最悪で、これだけ霊障が深刻だと容易には解消しないとのことだった。

祈祷を頼めばすぐ解決。
そういうわけにはいかないらしい。
多額のお金を用意できれば、細かく祈祷してもらって原因を突き止め、効果的な方法で期間を短くできたのかもしれないけれど、
金銭面に霊障が出ていた私にはそんなゆとりは全くなく、手探り状態で霊障と向き合っていくしかなかった。

霊障の原因は１つには限らない。
いくつもの原因が重なり合って影響を及ぼしている。
深刻な障りを起こしている原因（霊）ほど、奥深くに身を潜めて隠れてしまっていることが多い。

そういうわけで、出来るところから（上がりやすい霊から）対処していくしかなかった。母方の有縁無縁の霊には、新興宗教絡みも入る（うちは信者ではないが、宗教団体設立時に土地を奪われた）。おそらく転落した行者の霊の憑依も考えられるとのことだったが、新興宗教関係の障りは一度や二度の祈祷で解消するものではなく、長期的な連続供養が必要になってくるとのことだった。

気が遠くなりそうだけれど、ひとつひとつ対応していくしかない。
なぜ親や祖母ではなく、私がやらなければならないのかと愚痴も出てくる。
愚痴は出てくるが、実際に霊障も酷いので、やはり私がやらなければずっとこのままだ。

先祖供養に関しては、祖母がきっちりとやっていたはずだった。
それでも成仏できていない先祖も多いという。
因縁が邪魔して成仏できない先祖もいるのかもしれない。
因縁を解消するのと並行して、先祖供養をする必要がある。

先祖供養に関しては、宗派の名刹、古刹のお寺での供養をすることになった。