やっぱり百合曲!

皆さんこんにちは、DTM班4回生のトラギカと申します。
ブログを担当するのは2年半ぶりですね。お久しぶりです。

先日、2月25日に行われたAGC(Arpeggio Graduation Celemony)でのパフォーマンスに接し、また3月7日に行われたバンド班の卒業ライブを聴いて、感動を覚えると同時に、もうこれで卒業なのかという名残惜しさが一気に噴き出してきました。


そのバンドライブの後に大学から通知があり、私は卒業が確定しました。

Arpeggioに居られた時間は幸せだった。
ここから去りたくない。
学位は欲しいけど学籍は手放したくない。



さて、このような時期にブログ担当が回ってきたということで、去り際っぽいことでも書くのかと思いきや、全然関係ないことを書きます。





皆さん、百合はお好きですか?

私は百合作品を日々享受することで生きています。
そして、ボカロの文脈で見ると「百合曲」の存在は外せませんよね。

往年の名曲から新曲に至るまで、百合曲は数多ありますが、今回は最近発表された百合曲のうち、個人的に特にハマった曲を2曲紹介させて頂きたいと思います。



そう言えば前回ブログを担当した時も百合曲紹介だった記憶があるな…
その時取り上げたリリアシリーズ、前回ブログの後に第4曲が投稿されて完結したんだよな…



アオザクラ / ねじ式 feat. さとうささら&すずきつづみ

今年の1月22日に投稿された、ねじ式さんの新曲です。

ねじ式さんの百合曲と言えば、feat.結月ゆかり&IA(以下“ゆかいあ”)で『ピニャコラーダ』『Ice breaker』が有名だと思いますし、昨年4月にもゆかいあによる『ノーブル・ローズ』が投稿されていますが、今回の『アオザクラ』はそれらの楽曲とは曲調がかなり異なっているという印象を受け、新鮮に感じました。

というのも、前述した3曲は明確に短調を採っているのに対し、この曲は断定こそできないものの「長調の匂いを感じる」のです。いや、「長調にも聴こえる」し「短調にも聴こえる」と言った方が正確でしょうか。

もちろん短調に聴こえるという方もいると思いますが、私は個人的には長調としての印象の方を強く受けました。
そして、このように長調の色を帯びているという点が、ささつづ(さとうささら&すずきつづみ)の声質と相まって、非常に純真な印象を受けるのです。

ところが、歌われている歌詞となるとかなり濃厚です。それでいて儚い感じもある。



良き。

非常に良き。

ささつづ、尊いよね…(語彙力壊滅)



また、この曲は4拍子を基調としていますが、Cメロで3拍子に転じて幻想的な雰囲気を醸し出すところも注目です。

本当に良い曲です。皆さんも沼に落ちましょう!




幽体ロマンティック / 御化たまて feat. 夏色花梨

昨年12月5日に投稿されました。この曲は「病愛リリィズ」というシリーズの中の第2曲に当たるそうで、いわゆる「ヤンデレ」の色彩の濃い百合を描いています。

かなりアップテンポな曲で、愛の暴走や焦燥感が如実に感じられる曲調になっています。
アップテンポなシャープ系の短調(イントロ・サビ~Cメロが嬰ヘ短調)が好きな私としても音楽的な好みに突き刺さった曲です。

また、この曲のイラストは百合絵師のちふり先生によって描かれており、私がこの曲を知ったきっかけでもあります。
是非見てください!

それにしても愛らしいイラストとヤンデレな内容って、思っている以上に合うんだよな…



という訳で、私がArpeggio在籍中に担当した全2回のブログで、2回とも百合曲紹介を行うことになりました。

百合曲って、良いよね…。

百合って、良いよね…。




ありがとうございました。


書いた人:トラギカ 
推敲:はるさめ   
編集:濱口チョリソー

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