マガジン

最近の記事

行方不明の競走馬

前回の投稿からだいぶ日が経ってしまいまして申し訳ございませーん!!! この地球上に僅かながら存在する僕に期待してくれている人々に土下座をしながら、小説と小説の補足的な位置づけであるこのnoteに向き合う自分を引っ張り出し、今キーボードを打ち鳴らしております。 9月末に始めたHADOなる新世代スポーツにすっかりはまってしまい、執筆が大幅に遅延してます。一時的なブームであればとっくにこちらや本編の執筆に時間を割いているはずですが、HADOが面白すぎたためにチームを結成し大会にも出

    • ジョッキーズビュー&トーク

      競馬への妄想について書く二回目です。 今回は小説“ロストブラッド”中で主人公と友人の李が使っているアプリ“ジョッキーズビュー&トーク”について書きます。 競馬というと馬券のイメージが強いと思いますが、僕は馬券よりもレース自体の面白さや血統史等、ギャンブル以外の要素の方が魅力だと思っています。前回お話しした宿もギャンブル以外の魅力の1つですし、ギャンブルと認識されている他のもの、例えば、麻雀やポーカーだって、ギャンブル要素以外の頭脳戦やビジュアルが魅力になっていると思います

      • ゲストハウス"525.9"

        先日投稿した小説“ロストブラッド” そして年内にKindleで発表を予定している後日譚の長編小説は どちらも競馬に関する妄想を詰め込んでいます。 実際にそうなるであろうもの、そうなってほしいもの そうなってほしくないもの、既に原型が出来つつあるもの いろんな妄想を詰め込んでいます。 小説発表後には“なってほしい妄想”を実現させる為に動こうと思っているくらい、かなり熱のこもった妄想です。 しかし、小説の中でその妄想の一つ一つを細かく説明すると 物語が進まなくなってしまうので、こ

        • ロストブラッド

          1.45.21、1.45.22… 1.45.31、1.45.32… 1.45.41、1.45.42… 指先で撫でた空中を、百分の一秒単位で回る数字が滑っていく。 「計時の位置なんて今日は適当でいいよ。」 10畳のスペースに広がった仮想の京都競馬場スタンドで隣に座る李が、いつまでも手を止めない僕を見て呆れた声をあげた。 「そんなこと言うなって。計時が目障りだと入り込めないじゃん」 「じゃ消したら?気にし過ぎたら結局入り込めないよ」 「わかった」 僕は了解したように答えつつ数字

        行方不明の競走馬

        マガジン

        • 競馬への妄想
          3本