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【EDH】イリュージョンで組みました

はじめに

 現在2024年2月18日12時23分日曜日。弓川と申します。今日は自分がMtGの統率者フォーマットで組んだデッキのリストを明示しようと思います。


 先日、このような記事を書きました。弓川がMtGを始めるそうです……とはいうものの、仕事や他の趣味や交通手段諸々を言い訳に、まだ1回しかマジック・リーグに参加出来ておりません。次の連休で1回は行きたいなーとは思っているのですが、ノベルゲームの方も積みに積んでおり果たして本当に行けるのかどうか怪しいところ。
 行きたいとは思っているのです!思っているのですが……という発散できないTCG欲が高じまして、先んじてEDHのデッキを組んでしまいました。いえ、組んだといいますか……。

「青単イリュージョン部族クロックパーミッションが使いたい!」
「ならこの伝説のクリーチャーが良いらしい!」
「じゃあそいつと相性が良いって書いてあるカードを入れよう!」
「あと青単なら入るってカードもググったらいっぱいあったから手あたり次第入れてみよう!」
「イリュージョン部族デッキなんだからイリュージョンをたくさん入れないとね!マナレシオ最強!クリーチャー比率?マナカーブ?知らん!!」

 ……そんなノリで「カード知識ほぼ皆無の初心者が良さげなカードを寄せ集めて100枚にしたもの」を以下から書いていきます。



本体

 晴れる屋さんのデッキ構築機能を利用させていただきました。ありがとうございます。


【詳細】

●統率者
コスト3《狡猾な幻術師、ミーン》

●クリーチャー 28枚 (イリュージョン14、ウィザード11、その他3)
コスト1……2枚
《ジェイスの幻》《幻影の熊》
コスト2……5枚
《霊糸の幻》《幻影の像》《非実在の王》
《心悪しき隠遁者》《ヴィダルケンの霊気魔道士》

コスト3……7枚
《夢の大梟》《幻影の召使い》《幻影の天使》《幻影の嫌悪者》
《海門の神官》《捧げ物の魔道士》《戦利品の魔道士》

コスト4……7枚
《大魔導師の名誉教授》《エレンドラ谷の大魔導師》
《幻影のドラゴン》《幻影の戦慄大口》
《ファントム・スティード》《灯の分身》《不可思議》

コスト5……3枚
《巻物の君、あざみ》《知識の具身》《曇り鏡のメロク》
コスト6……3枚
《空想の元型》《吸収するウェルク》《ジェイスの精神追い》
コスト8……1枚
《嵐潮のリバイアサン》

●インスタント 14枚
コスト1……8枚
《拒絶》《渦まく知識》《考慮》《払拭》
《唱え損ね》《選択》《猿術》《呪文貫き》

コスト2……4枚
《秘儀の否定》《対抗呪文》《劇的な逆転》《本質の散乱》
コスト3……2枚
《中和》《大あわての捜索》

●ソーサリー 11枚
コストF……1枚 《ギタクシア派の調査》
コスト1……3枚 《思案》《定業》《血清の幻視》
コスト2……1枚 《航路の作成》
コスト3……1枚 《方程式の求解》
コスト4……1枚 《抽象からの抽出》
コスト5……2枚 《バラルの巧技》《通り抜け》
コスト6……1枚 《秘儀のリフレイン》
コスト8……1枚 《宝船の巡航》

●エンチャント 6枚
コスト1……1枚 《ウィザード・クラス》
コスト2……2枚 《カズミナの変成》《神秘の制圧》
コスト4……1枚 《テフェリーの永遠の洞察》
コスト5……1枚 《同族の発見》
コスト6……1枚 《夢への放逐》

●アーティファクト 7枚
コスト1……1枚 《太陽の指輪》
コスト2……5枚 《狂気の祭壇》《秘儀の印鑑》《友なる石》
         《精神石》《空色のダイアモンド》
コスト3……1枚 《ケフネトの碑》

●土地 33枚
基本土地・島(28枚)
離れ島
神秘の聖域
接続トンネル
聖遺の塔
激浪の研究室

島はエルドレインの王権のものを使用

【総計】
統率者1枚・呪文66枚・土地33枚


 以上、晴れる屋さんと若院さんを利用して集めました。約7,670円ほどでしたが、基本土地分を抜いたりストレージ漁ったりもう少し安価に抑えようとしたりするなら多分7kジャストくらいになるんじゃないでしょうか?

 どのカードとどのカードの相性が良い~とかその辺りは、きっとこれを読まれる皆さんの方がお詳しいレベルでよく分かっていないので割愛します。
 なにぶん本当にまだ「ただ集めただけ」という段階ですから、実際のどのカードがどう機能して、ドローした時のバリューがどれくらいで、どのカードと一緒に握っていたら強いのかも覚えていないのです。
 調べた段階では「おっ、このコンボ楽しそうじゃん!」と思って採用したものの、実際にどう動くかは知りません。なんでしたっけ、《空想の元型》《嵐潮のリバイアサン》で攻撃ロックでしたか?重くないかそのマナコストって思っちゃいます。


 しかしイリュージョン部族デッキと言っておきながら、統率者はウィザードだし中身も半分くらいウィザードなのはどういう了見なんでしょうね。
 《非実在の王》さんが伝説のクリーチャーだったら言うことなかったのですが、残念ながらそうではないですし彼もウィザードです。

 検討中には、サクッと買うにはちょーっと高いかなーってなったり、シンプルに在庫切れだったりしたカードを、覚えている範疇で入れてあります。
 それとか《冠雪の島》や、それにまつわる氷雪系カードも検討していました。どうせ基本土地とほとんど性能が変わらないのなら氷雪ギミックも入れて、《不詳の安息地》から急にイリュージョンを捻出して打点を増やしてやろうかなと。ただちょっと取っ散らかりそうだったんで慣れてから試してみようと思います。あと氷雪基本土地28枚は流石にコスパが。



終わりへ

 ここからは記事の締めというか雑談です。某SNSのフォロワーから、イクサランのストーリー記事やラヴニカの次元に存在する10のギルドや「ギルドパクト」の概念の概説、カラーパイに関する話やそういった話を扱った公式記事のまとめなどを紹介してもらいまして。
 そこから「自分はマジック・ザ・ギャザリングというゲームに於いて、どういったデッキを使いたいんだろう、どのように自分を表現したいんだろう」という疑問を、それを通して考えられる機会を作りました。


 ラヴニカのギルドの一つ「イゼット団」の考え方はとても気に入るものがありました。元来より私は自分のことを「理論でインプットして感覚でアウトプットする人間」だと認識しておりまして。マジックでいうと「青で考えて赤で動く」でしょうか?そことシンパシーを感じました。
 ほら、あるじゃないですか。手や腕を組んだだけで自分が右脳左脳タイプかどうかわかるとかいうよくわからない診断方法。私はあれの理論的な部分をインプット出来ていないので、感覚的に「ホンマかなあ」と思ってしまうのですが。
 それでも物は試しとやってみると、手を組むと左親指が下に、腕を組むと右腕が下に来ました。診断結果を見てみると「左脳で論理的に捉え、右脳で感覚的に処理するタイプ」……ホンマかあ??

 まあそういうワケなので「イゼット団、イイな……」とはなったのですが。残念ながら私は2つほど思い違いをしていたようです。
 1つ目。彼らのことを更に知ろうとカードを見ていっていると、解釈違いが起きました。彼らは赤による自由な発想を、青による魔法や科学で表現するタイプであるようなのです。感覚的にインプットして理論的にアウトプットする、極めて理知的な狂人たちでした。かなしい。
 2つ目。そもそもとしてこのマジックというゲームにおける「発想の結果」とは、「インスタント」や「ソーサリー」といった、他のゲームでいうところのいわゆる"魔法"を指すようです。
 なるほど。確かに彼らは、青→赤ではなく赤→青の世界に生きる、しっかりと現実に根差した人々なのでしょう。「そんなもの」に囚われている人々を、どうして「思ったことを自由に表現している」と言えましょうか。


 結論を申し上げましょう。私はただ、夢物語の中で遊んでいたいだけなのです。目が覚めれば途端に消え失せてしまうような、ずっと見続けることが叶わないような絵空事を、このMtGというゲームで表現したい。
 1マナ2/2の熊、3マナ5/5の壁、4マナ飛行5/5のドラゴン、4マナトランプル6/6の恐竜!他にもパッと見完全なコピーを生み出す像や、どっかの魔法学園を飛んでいるフクロウだっています。
 そんな夢のような、「寝ぼけてんのか?」とマジレスがてら対象に取られたら、当然のように「無かったこと」になるクリーチャーたちが、偉大なる歴史とカードプールを持つMtGというゲームにはいます。イッツイリュージョン。これはもう組むしかないでしょう。
 あとは……夢は終わったとしても、その重い爪痕が相手のライフに残っているってとこが好きです。いかに現実を見ろと言われても、彼らが確かにそこにいた証明がちゃんとあるようでイイですね。

 イリュージョンに赤色の要素はありませんが、カードの設計思想としてその中に内包されているってことにしています。青は本来であれば強いクリーチャーが苦手な色。それを、赤という「自由」を象徴する色を受け入れることで、その矛盾を指摘されない限り思考することが出来る……とか。そんな感じでどうでしょう。


 雑談が過ぎましたので、そろそろ終わりにしたいと思います。これからマジック・リーグに参加しに行った日に統率者卓が立つようであれば、この夢いっぱいの寄せ集めデッキで参加して叩きのめされてきます。
 そうやってたくさん慣れていって、もっと彼らの存在を証明してやるのです。競技志向のスパイク共に目に物を言わせてやる!!

 ……それはさておき。イリュージョン部族のロードである《非実在の王》を最後に紹介して記事の締めとしましょう。

非実在の王 (U)(U)
クリーチャー — 人間・ウィザード
あなたがコントロールするイリュージョン・クリーチャーは、+1/+1の修整を受けるとともに呪禁を持つ。(それらはあなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象にならない。)
2/2

「私が終わったというまで、夢は終わらない。」

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