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花粉症と季節感と(2024/2/29 名古屋10R かきつばた記念)

昔は春という季節が好きだった。

学生の頃くらいまで、かな。

うまく表現できないけど、
新入生が入ってくる、
あのフワフワした感じ。

あのフワフワ感が好きだった。

今は嫌いだ。

嫌いな理由はひとつ。

花粉

花粉症だと気づいたのは、
社会人になってから。

まさか花粉症になるとは思っていなかった。
そして、
花粉症がこんなに辛いものだとは、
思わなかった。

今日も目がかゆい。
ツライ。

そんなツライ時期に行われる、
かきつばた記念

かきつばたって、
いつの時期の花なんだろう?

まったく花に詳しくないので、
調べてみたら、
5月とか6月の花だそうだ。

そういえば、かきつばた記念は、
昔は5月に開催されていたような気がする。

いつから2月末になったんだろう、
と思って調べてみたら、
なんと今年から

もうちょっと開催時期を考えなさいよ、
NAR?名古屋競馬?

まあ、かきつばたは愛知県の県花だそうで、
いつでもいいじゃないか、
と言われればそれまでだが、
今となっては、
季節感のないレース名だ。

競走条件も、
昔と変わった。

昔、といっても2021年までは1400m戦だった。
今は1500m戦。

なんか、この1500mという距離が、
中途半端で嫌いなんだよな。

名古屋競馬場に限ってのことではない。
浦和の1500mも嫌いだし、
姫路の1500mも嫌い。

とにかくなんか、
中途半端感
を感じるのだ。

この中途半端感が、
予想を難しくしている気もする。

今回の出走メンバーで、
名古屋1500mの出走経験があるのは、

ファルコンウイング
ラプタス
ロードランヴェルセ
ヒロシゲウェーブ
ヘリオス
メルト
ハディア


の7頭だ。

地元勢を除くと、
ラプタスとヘリオスのみ。
どちらもこの条件で勝ってはいない。

どちらかが勝っていれば、
JRAバイアスもあって、
その馬を軸にできるのだが、
そうはいかない。

となると、何を軸にしたらいいのか、
さっぱりわからなくなってくる。

確固たるものがない中での競馬予想は、
なかなかツライものがあるが、
そこは勇気と気力を振り絞り、
予想をするしかない。

今回のメンバー、
とにかく逃げ・先行馬が多い。

今の名古屋競馬場は、
いくらか直線が長くなったので、
土古時代よりも差し・追い込みが決まるようになった。
それでも、やっぱり逃げ・先行有利は変わらない

出走馬の脚質的にも、
騎手の心理的にも、
前のめりペースの競馬になるだろう。

有力馬同士の潰し合いすらありそうだ。

そんなとき、どの馬が台頭してくるか、だ。

ここで、
シャマル
の出番じゃないだろうか。

昨年、高知の黒船賞1着。
そのあと、かしわ記念で4着。

なかなかの成績だ。

ところが、ここから、
さきたま杯は競走中止。
プロキオンSは取り消し
と、不運が続いた。

プロキオンS後は、
長期休養を挟んで、先日の根岸Sで7着。
着順で差はついたが、
着差は勝ち馬から0.9秒差なら、
久々ということを割り引くと、
悲観する成績ではない。

むしろ、たたかれて2戦目が今回のかきつばた記念。
条件は上向く。

もともとGI以外ではほとんど馬券内という、
きわめて安定感のある馬。

重賞4勝の実績からすれば、
ここは抜けている、と思われてもおかしくない。

シャマルで勝負したい。

相手は、重賞連勝中で勢いがあるサンライズホークが本線。
地方競馬好きとしては、
スマイルウィを推したいのだが、
初輸送で1500m。
クリアしてもらいたいが、
不安要素は大きいので3番手。

条件的には厳しいと思われるが、
鞍上・ムルザバエフ騎手が魅力的な、
ペリエールまでは抑えておく。

馬券は馬単11から2,4,12の1着固定。

はあ、それにしても目がかゆい・・・。

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