イメージトレーニング


私は小学生の時にリトルリーグで野球をやっていました。
毎日の日課として素振りをしていました。
正確に言いますと、父親にやらされていたのですが…。(笑)
インコース・真ん中・アウトコースの3コースを、高め・真ん中・低めと合計9ヶ所を30回ずつ振って、最後の30球は、実際の試合でピッチャーと対戦することを想像してバットを振っていました。
これが今思えば、イメージトレーニングのようなものだったのかなあと思います。
その後、高校でも私は野球をやりました。
高校時代の恩師、久保村監督が更に進化させたイメージトレーニングを教えてくれました。
・自分が良いパフォーマンスをしているイメージをする。
・自分が絶体絶命のピンチな状態から、状況を打破するイメージをする。
・チャンスの状況を、ものにしていくイメージをする。
・イメージトレーニングは、必ず良いイメージで終わるようにする。

人間は、インプットとアウトプットを繰り返しています。
シンプルに考えれば、良いイメージをインプットして、良いイメージをアウトプットすることができれば良いのだと思います。
そこに状況を加味した内容で、対応として一番良いものを選択していく、また、最低限やらなくてはいけないことから盛り返す内容といった具合に、もし選択したことで好転しなくてもそこから自分に有利になるようなきっかけは、何をきっかけとしてできるのかをイメージできるようになれば良いと思います。
あとは、日々の練習と上記のイメージトレーニングをリンクさせていくことが大切になってきます。
そうすると自ずと足りないものも見えてくるはずです。
本番に強いタイプの選手は、こういった部分が自然と上手にできています。
もし、そういったタイプではない場合でも、イメージトレーニングの訓練することによって本番に強くなることができます。
「継続は力なり!」地味な事でもコツコツと積み重ねていけば、やがて大きな力になってくれるでしょう。

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