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個人的には今年一番楽しめたかも!さいたま国際芸術祭に行ってきた😆

京都芸術大学 芸術教養学科で元気に学んでおります。
最近忙しかったので勉強がおろそかになっておりますが…😅

さて、さいたま国際芸術祭が12月10日で終わっちゃいましたね。
まとめるのに時間が空いただけでこの直近に行ったわけじゃないんですが、今更ながらまとめておこうと思います。

賛否両論な感想を目にしたのですが、個人的には今年一番楽しかったかもと思える展示でした✨

私は埼玉県民なので、まぁこの地に住んでいる以上、これには行っとかないとなと思って特に何の期待も無くフラッと行きました。

チケットを買って中に入ったときの感想は、
「???え?何が作品?このただの古びた工事中みたいな建物内なに??」
って感じでした。
実際の会場内が以下のような感じなのですが、???ってなりました。

施設内の風景

盆栽が展示されていたりもしましたね。
あー…きれいですね…でも何だこの会場の雰囲気は?と頭に疑問符を抱えながらフラフラ見て回りました。

盆栽

窓が派手に割れてて、これも…作品?なのか?と思いつつ割れたガラス綺麗だなーと思いました。

割れてる窓

こんな感じでいたるところに作業中みたいな感じでものが置いてあるのです。
何が作品で何が作品じゃないのか。
確かに偶に明確に作品があるのです。
もらった地図みたいなものにも作品の位置は書いてはあるし。

会場の風景

上記の画像の右側が撮影禁止エリアだったので写真がないのですが、すごく好みの作品がありました。
ものが宙に浮いて水面に写っているような、そういう感じの作品があって、これいいなー!!と思いました。

その後、舞台みたいなエリアにも入りました。
ここも撮影禁止だったので写真はないのですが、何かのリハのようなものが行われていました。
しかし行われているリハのようなものが、これ何のリハだ?という感じのもので、これ自体が作品なのか???と思いながら眺めていました。

鏡の向こうに人が…
じーっと新聞か何かを読んでました。

座っている人

そして上記の部屋の隣にスケーパーというものについての研究所があり、そこを見て、あ!!!そういうことか!!!となりました😯

何が仕込みで何が仕込みじゃないかわからないことこそがテーマなんだと分かった途端に、おもれー!と思いました。
私こういう感じのテーマ、大好きなんですよ😍
曖昧で不確かなものが好きなんです。

その後は、あとでもう1周しようと思いながら、続きを回りました。

会場内に自販機があり、800円もする謎のジュースが売っていました。
なんだろうと思っていたのですが、どうやら飲み干したら缶を投げられるみたいなのです。

会場に来ていた他の来場者が買って飲んで、まずい!!と言っていたので大丈夫かなと思いつつ、ここは楽しもう!と買ってみました。
コーヒー味なんですが、なにかいろんなものが入っていた普通にまずかったです☕
そもそもコーヒーあまり好きじゃないので、頑張って飲みました。

800円のジュース

やっと飲み干して、カゴに向かって缶を投げたのですが、全然惜しくも無く普通に入らなかったです😂🥫
いやー、でも缶投げることなんて日常でないので新鮮でした。
投げてる様子が自販機の部屋から見れるようになっているんですよね。おもしろい。

入らなかった

1周回った後は、もう1回会場に入り直して、改めて見ていきました。
そうすると、何もかもが仕込みに思えてくるのです。

そして、細かいところが変わっていることに気づきます。
人がいなかったところに人がいたりするのです。

休んでる人

盆栽の前に突如としてお坊さんが現れたり…
この後、お坊さんが棒を持って肩を叩くやつをやり始めて、それを興味深く見ていました。

お坊さん

2周目は、違った目線で楽しめました。
よく見ると、なんでこんな人がいるんだと思う人とかがいるのです。
これはほんとに業者として来た人なのか?仕込み…スケーパーなのか?

この芸術祭のサイトを事前に見たときに、チケットに何回も来れるフリーパスみたいなのがあって、そんな何回も行かないだろと思ったんですが、これなら何回来ても楽しめるなと思いました。
1日のうちでも同じじゃないのだから、会期を通してだと色々と違って楽しめる部分がありそうだなぁと思いました。

結局私は1回しか行けませんでしたが、テーマが自分好みで、とっても楽しめました!
何の期待もせずに行ったからこそ、よりギャップで楽しさが強調された部分もあったかなぁとは思います。

会場の地図が結構複雑で、隣なのに壁で仕切られてそこには行けなかったりと、なかなかに迷路のような状態でした。
古い建物を再利用しているようだったので、通常ではできないような展示ができているなと感じました。
段差がたくさんあり、体が不自由な方には回りにくい展示ではあるだろうなとは思いましたが。

会場内で展覧会についてスタッフと思われる人に文句を言っている人がいて、たしかに好き嫌い分かれそうな展示だろなーとは思いました。(この人は流石に仕込みじゃないよね…??)
なんだこれ、これで2000円も取るのかよ!と思う人もいるだろうなぁとは思いました。
私はドンピシャ好みだったのでとっても楽しめましたが😆

その後他の会場もちょっとだけ回ろうと大宮図書館に行ったのですが、すごいですね、この図書館…とても良い…。

大宮図書館

こんな図書館あるなら近くに住みたい!と思いました。
帰り道大宮の家賃を調べましたが、払えないようなことはないですが、今よりは確実に高いので残念でした。

さいたま国際芸術祭2023、とても楽しかったです!
良い一日でした😌

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