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ギターの先生業 時の宝物


ギターの先生業は時の宝物。
毎日それに取り組める喜びと幸福。


ギターの先生業の1日は教室への移動の読書から始まる。


私の読書室
片道一時間の移動は私の読書&執筆室。
その時に熱い書物をカバンに一冊。
知恵を蓄えて、アーティストとして人として、自己の幹を太くする作業。時の宝物。


アトリエ運営
そしてスマホでホームページやアトリエマガジン、sns更新で、アトリエ運営。

また手帳でスケジュール確認と構成。
仕事のメールを返す時間にもなる。


「Art of Acoustic Guitar Lesson」のライブラリー執筆
ライブラリーの目次・レッスンタイトルがあればホワイトボードでの30~45分の授業を創ることが出来、そしてその内容を文書に出来る。

レッスンで偶然生まれたレッスンにタイトル付けと、頭の中に散らばっている知恵にタイトル付けの作業。

積み重ねれば文書や本や動画に出来る。そのアイデアをしたためる。


読書・執筆・アトリエ運営、往復二時間の移動は結構自分にとって考えるイイ時間。自然に習慣が作れます。

もし家と職場から近い場合。
意外とこの読書・アトリエ運営・メール返信 etc.の時間が取れない、又は別のことをしてしまう、と思うので。
都合よく時間が使える。


教室に到着
30分~一時間前にはレッスン室に入り、楽器や機材のセッティング。

一服カフェオレを飲みながら、準備や生徒カルテのチェック。
レッスンや個人的に本日やることのチェック。
静寂の落ち着くひと時。


ギターレッスンスタート
6~8時間。生徒さんとのホビーや学習とアカデミックの時間。
教えながら毎日が新しい発想と着想。
正に音の宝物。

生徒さんから「早く終われば先生も早く帰れますよね」と言われることがありますが、
早く帰りたいと思う日は全くなく、気がつけばお昼、夕方、気がつけば夜となっている。片付ける時には、あっ、今日も終わった、と。


自己の取り組みに使える時間も宝物。そう思える仕事は幸福。


♪ギターレッスン生徒さんの教材研究
♪ハーモニーギター研究創作
♪Art of Acoustic Guitar Lessonライブラリーの執筆
♪作曲
♪サウンドアート(アレンジ構築)
♪デモのスケッチ録音
♪Jazzアドリブトレーニング
♪コードクラシック
♪ジャンル別奏法研究
♪ハーモニーの書籍を読書


今現在ざっくり見積もってもこれだけ、おもしろいなーと時間があれば勝手にやれてしまう、取り組めてしまう項目があります。
全ては自身のアコースティック・ギターアートに繋がります。


レッスン時間も、自主的に取り組める貴重な空き時間も集中と没頭。
新しい響きの発見、音が形になる喜び。
苦なく自然に積み重なる喜び。それがこの仕事の魅力。


生徒さんや、保護者さまとのささやかな雑談と対話トークも大変知見があり、レッスン室にいながらにして、広い世の中を知ることが出来る、時の宝物。感謝御礼。


ハーモニーギター研究創作

レッスンの合間や、お休みの生徒さんが出た時間は、ひたすらハーモニーギターの音楽研究創作。
ハーモニーノートにアイデアをしたためる。感性と身体に入れる作業。

自身の美しい色彩の情景を情景を描くギターバラード Art of Acoustic Guitarの創造の源泉を蓄える。
この時間が何とも贅沢な時の宝物。


レッスン終了。
たまにスタッフさんや先生と少し談笑してから帰る日も。
ギター講師として教員生活を快適に行えるレッスン環境にいつも感謝御礼申し上げます。

東京の西から東へレッスンしていますが、その土地土地にしかないスーパーやお店に立ち寄っての買い物も一つのたのしみです。


帰りも読書室

帰りの一時間の移動も読書&執筆室。
往復で毎日の二時間の読書時間。
これもまた贅沢な時の宝物。


ギターの先生業は時の宝物。

この時間がギターアーティスト・作曲家としての幹を太くしてくれます。

演奏・作曲・指導のトライアングルはアーティスト・芸術家として一つも欠かせないものです。

感謝の気持ちを忘れずに、よい音楽をアコースティック・ギターアートを創り奏でられますように、また毎日を積み重ねてまいります。



写真の本

音楽の世界以外の書籍から
アコースティック・ギターアート
の着想を得ます


2~4年前に購入し、ふと最近二周目を読み始めた本


📖YAMAHAから出版の
「音楽家を成長させる教える技術」
演奏家=教育者を結びつけている本。

序文の
誘いを断固として断らない限り、あなたはいずれ教えることになる-

著者はアメリカの大学や音楽院で教育学を教鞭を執るチェリスト。
一冊目の未邦訳のもステキなタイトルでぜひ読んでみたいですね。
YAMAHAさんにまた出版して頂きたいですね。

📖「MIT 音楽の授業」
こちらは2020年に大型書店で。
ちょうど時事もあり本を沢山読んでいた頃にとても魅力的に目に入ってきた本です。

こちらの本の序文も
未来を創る人はなぜ人を知らなければならないのか-
アートとサイエンスを結びつけた本。


音楽以外のアカデミックな先生や研究者、学生さんの一つの事に集中・没頭して研究に取り組む姿勢や模様は、
私達ギター芸術家に通ずるものがあり、ステキな言葉、雰囲気や空気感、エッセンスがあり、とても潤いがあります。

この本から派生して広がり、読む本の幅が広がっていきました。またどこかの機会でご紹介を。


2013年より
ホワイトボードレッスンが誕生

11年前から無地のホワイトボードが必須な私のギターレッスン。
五線譜のボードも用途によっては使いますが、無地が必須で導入頂いております。

どこでもギターと大型のホワイトボードがあれば授業が出来ます。
今では私がお世話になっています全教室に入れて頂いていて、大型の五線譜のホワイトボードがある教室には無地のマグネットシートを導入頂いております。


前述の本がきっかけで、MITのドキュメンタリーを見ましたが、
メディアラボのガラス張りに小分けされたオフィス?会議室的な研究室の"壁一面がホワイトボード"に!

やっぱりそうだよなぁ…!と納得。
創造性あふれる取り組みには白板のホワイトボードが必須。
紙のノートとも然り、手書きが最高。
頭の中を描いてくれるスケッチが大切。

私の部屋もそうしたいぐらいに(笑)
またいつの日にかアトリエには、壁一面ホワイトボードにしたいですね。

このように、やっぱり同じなのだなぁ、と、深いところで通ずるところを音楽以外の世界や書物から着想することがあります。


今回は音楽にまつわる本でしたが、ギター芸術家活動につながり、
音楽には直接関係ないが着想やヒントとなるノンフィクションや実用書が好きで読み漁っています。
また着想やヒントが得られるおもしろい名所に出掛けたりと。


またどこかの機会で、またはギターレッスンライブラリーが開設したら「私の読書室」や「着想の名所」というコーナー?でご紹介したいと思います。


アートでクラフトでアカデミックなAcoustic Guitar Artの音世界をこれから様々な形でご紹介してゆきます。



倉前太郎 アコースティック・ギターアート 作曲作品展 ワールドリリース!

世界・国内50の配信ストア・サブスクでお聴き頂けます。
ニューリリースを続けてまいります。どうぞよろしくお願いいたします😊




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