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VOL25 アーサー放談(2023年6月6収録)

5月の広島はG7一色に包まれました。「ゼレンスキー来訪」が大々的に伝えられ、気づいてみれば広島の地で平和憲法を持つ日本が、戦争当事国の一方だけ招き、戦争の一方に加担。岸田総理はゼレンスキー大統領に「戦時下の困難な状況の中、G7広島サミットに参加頂いたことに心から感謝する」なんて話したようですが、これってどうなの?
厳密に言えば憲法に違反してるのでは?
まるで戦前の日本のように、いさましく戦争に加担すると、盛り上がり、そして支持率が上がる。まさか広島で目の当たりにするとは。
今月のアーサー放談も、ロングトークです。(2時間22分)

詩人 小熊 秀雄のTシャツ

オープニング~「小熊英秀雄賞」@旭川
サミット期間は広島から脱出し、アーサーさんは旅へ。
今週は、童謡詩人の金子みすゞの生誕120年を記念する特別対談「金子みすゞを語る」が旭川市で開かれ、アメリカで詩集絵本を手掛けた作家デイビッド・ジェイコブソンさんと、アーサー・ビナードさんが参加したそう。
オープニングは旅の電車の中で見つけた「JR Hokkaido」の広告に、アーサーさんが敏感に反応します。

13'38”~「ジャニー喜多川氏」
BBCきっかけで、ジャニー喜多川氏の「スキャンダル」報道が盛んにされていますが、元のタイトルは「Predator: The Secret Scandal of J-Pop(J-POPの捕食者 秘められたスキャンダル)」。
ジャニー喜多川氏の性的虐待は大きな問題ですが、社会が見て見ぬふりをすることも大きな問題です・・・・・、とよく言われますがこの社会とはなにのことでしょうか

Predator: The Secret Scandal of J-Pop

44'50”~「志村けんさんコロナ感染デマ訴訟」
大阪・北新地の有名クラブ『クラブ藤崎』のママが、感染デマで被害者になった事件。「藤崎ママが志村さんにコロナを感染させた」というデマ投稿が拡散。藤崎ママのアカウントには、誹謗中傷のメッセージが寄せられたそうですが、加害者のにはライバル店のママもいたとか。

56'17”~「コロナフレイル」
コロナフレイルって聞いたことありますか?
コロナ禍における活動制限で、運動する機会や人とのかかわりが減ることにより、心や体が衰えた状態になることです。これは高年層や介護が必要な層に当てはまられているみたいですが、フレイル(虚弱)とは健康な状態と介護が必要になる状態の中間を意味し、さらに、あらゆる年代でのフレイルの増加・悪化することを警告しています。
あなたもフレイルになっているかもしれません??なっんて問われると、思考停止になるかもですよ???

コロナで失われた健康を取り戻そう

1°10'01”~「G7広島サミット アーサー公式見解」
岸田内閣の支持率も上昇して無事終了したG7広島サミット。
しかし、サミットに反対するデモ隊が機動隊と衝突し、香港のような「住民弾圧」が広島で起こっている「感じ」の映像はSNSでは見られたものの、日本の新聞、テレビはほとんど報道してなかった様子。
ここでは、アーサーさんが皮肉たっぷり。アーサーさんがレギュラーコラムを執筆している「Grande ひろしま Vol.41(2023年夏号)」を是非!

2°10'01”~「紙芝居  鐵のこびと」
ひさびさ紙芝居です。今回の教材は、昭和16年「鐵のこびと」。
アーサーさんの一通りの話を聴いて、この紙芝居を見ると、知らず知らずのうちに、何者かに便利がいいように自分に刷り込まれていることがわかります。

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