看護師転職:リハビリ病院ってどんなん?

 リハビリ病院に転職が決まり、概要としては知っているが、もっと具体的に知りたいと考え動画検索。


感想

・急性病院で働いていたので、回復期なめていたけど、やっぱり忙しいよね。隣の芝は青い。ほんとそう。
・退院後の生活を考えたときにその人の人生を深く知れる事が回復期の看護師のやりがいとのこと。これみんな言うよな。はやく経験してみたい。
・アウトカムを数値化して評価するためにも基本的なツールについて予習した方がいいなと感じた。
・認知症苦手だけどやっぱりやらなかんなぁ。勉強します。あと不穏、せん妄、高次脳障害。
・最後の別府の看護師さん、ザ看護師ってかんじで、こういうオーラが出せたら一人前なんだろうなぁと、漠然とビジョンができた。

回復期リハビリテーションの魅力についてかたる動画

自己紹介


・法学部卒だが無職の時期があった。
・その後司法書士事務所で働く。
・ビジネスに転向。大阪や京都で働く。10年ぐらい。
・看護学校に入学。看護師になり脳外科救急病院に勤務。SCU配属。
・現在は回復期リハビリテーション病院勤務。

回復期って楽なの?


・急性期からするとそう思っている人が多い。自分もそう。回復期はパラダイスを捉えいている人もいる。
・話者としては脳外科が大好きだけど、患者さんがどう変わっていくのかを追いかけたかった。だから回復期に転職した。
ナースコールがめちゃくちゃ多い。ちょっとしたことでコールを押す方がいる。
・リハビリが進んでくると、自分でやろうとするが、能力以上の事をしようとして転倒される方がいる。だからコールを押すように伝えるが、それがコールの多さにつながっていく。
・転倒予防のセンサーの音も頻回に鳴る。認知症や指示入りの悪い方の為にセンサーをつける。
・リハ病院ではベッドから離れる事が増えるので転倒リスクも多い。
カンファレンスも多い。急性期の比ではない。
・患者さんはリハビリにいってしまうのでバイタルサインの測定や処置などの行える時間が限られている。1時間くらい帰ってこないこともある。だから効率よく回らないといけない。
・家に帰ろうとされる方もいる。認知症ケアについても勉強できる。
トイレ関係のコールが多い。
・自宅に帰る条件としてトイレは自分でといういご家族が多い。
・リハビリ時間以外にも自主トレーニングのお手伝いをする事もある。
・自宅での生活を深くイメージする事が大事。
・人の人生を深く知ることができる。

回復期看護師の大事な仕事内容5選

①ベッドから起こすべし。患者状態を把握せよ


・病院では早期離床早期リハビリ。
・元々SCUで働いていた。そこでも早期リハビリしていた
・闇雲に起こすのではない。状態を見つつ。
・疾患の理解が大事
・主治医との連携が大事。
・患者の限界を見極める事が大事
・バイタルサイン、呼吸、体幹の傾き、姿勢、持久力など
・ベッドから起きる事でどのような生体反応があるかをしっかり観察する。例えば血圧の低下。
・起きる事に患者さんの体を慣らしていく。

②リハビリを始めやすいように準備する


・多い患者だと3時間リハビリをする。
・リハビリのない21時間をどうするか。
・自主トレーニングのサポートもする。
・リハビリ時間を無駄にしないことが大事。
・例えばリハビリ時間前にトイレを済ませておく。おむつ交換をしておく。注入食を時間通りに終わらせておく。傷の処置などのリハビリ時間までに終わらせておく。あらかじめ車いすに座っておく、など。
・やる気のある患者様は自発的に準備している人もいる。

③リハビリ検査を熟知し観察を数値化しよう


・改定水飲みテスト、MMT、ブルンストロームステージ、FIM、MMSE、FABなど。
・看護師はよく使うスケールを熟知しておく。
・熟知することでリハビリ職と同じ目線に立てる。

・病棟で自分でもスケールを使ってみる。
・youtube動画でも解説しているところもる。
・看護記録でスケールを使って根拠を書く。

④ナースコールは多い。認知症、不穏を学べ。


・ある程度までデキる患者さんが多い。
・ある程度なので転倒リスクが高い。
・認知症の患者様の場合、コールを押さない、柵を外すなどすることがある。一人でベッドから出ようとする。
・センサーの力を借りて危険を察知する。
・患者さんの服にひもをつけて起きたときにナースコールが鳴るタイプの物もある。
・なるべくセンサー類は使いたくない。
・センサーを使っていたり、抑制されていると高齢者施設に入所しにくいという現状がある。
・人はなるべく自由がいい。
・不穏、せん妄、認知症、高次脳障害などをしっかり学ぶ。
・特に認知症はしっかり学ぶ。

⑤人を知り、人を動かせ


・回復期、生活期は他職種間の連携が特に大事。
・回復期で急性期の比ではない。
・お互いの患者情報の共有が大事
・リハスタッフは夜勤はしないので、看護師からの情報が大事。食事や、お風呂の情報なども。
・逆にリハビリスタッフからの情報も看護師にとっても大事

別府リハ回復期リハ病棟の看護師に聴いてみた

・祖父が入院していた。面会にもきていた。看護師さんと話す機会もあった。そこで対応がよかった。
・7年目。
・患者さんの体調管理をサポート、日常生活の基本動作が自立できて家に帰ることが目標なので、洗面やトイレ介助など。
できるだけ多く会話することを大事にしている。精神的にフォローを大事にしている
・月一回カンファレンス。
・他職種とは日常の中でコミュニケーションをとって情報を共有する。
・退院するときにあなたがいてくれて良かったと言われてやりがいを感じた。


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