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ながらのデータを集める

皆さんおはようございます!今日は「データの集め方」についての持論です!

■データのCCC

前職のCCC(カルチュアコンビニエンスクラブ)は、TSUTAYAの会社でもあり、

蔦屋書店の会社でもあり、同時に、ポイントとデータの会社です。



日本の7000万人以上(名前被りなし)が、日々お買い物などで活用する度に、

ポイントカードを使い、その度に、得る「どんな人が、いつ、どこで、どんな商品をどれぐらい買ったのか」

というデータがたまり、それを個人を特定しないような形で、



地域別の属性や行動特性データがたまって、それを見れたりもして、出店する際の参考にしたりもでき、

ここの地域にはこういう人がいて、その人はこういうものを買ったりして、こういう考え方をしているよ、

などがわかったりしていました。

それをもとに、地域の人々が欲しいものや欲しいと思ってもらえるものを分析し、サービス、空間などとして提供する、
というのがCCCという会社だと思っています。


CCCを出て改めてそのすごさを最近感じます。



なので、織田自体は直接使うことは少なかったのですが、

「データとは」ということを考えるきっかけはいくつかありました。

■行政の欲しいデータ

また、神戸市に入り、公の立場になり、

・市民の情報

・市民150万人の属性、意識、など

 それをもとに施策の参考にする

・市民150万人に伝える

を意識するようになりました。



その中で、一番肝はここじゃないかと思うのは、

「データの集め方」です・

■「ながら」をいかに取るか

データを取る際、可能な限り、

人々や職員の日常的な動きがたまるかどうか、その仕組みがあるか、がすごく大事だと思っています。



朝起きる、歯を磨く、学校や会社に行く、電車に乗る、買う、ご飯を食べる、仕事をする、スマホを使う、サイトを見る、遊ぶ

その「ながら」で、様々なデータが集まり、たまり、分類されて、加工ができたり検索ができる。



その集める段階では、手間の問題や、変にフィルターがかからないためにも、

「ながら」で拾える仕組みがすごく重要で、

それは市民とのタッチポイントに仕掛けを置いておくことだと思っているのですが、



行政だと納税、民間企業だと検索、クリック、売買が多いと思い、

ただ、行政と民間とだと、

・タッチポイントが異なるの

・民間の方がタッチポイントが様々種類がある

・タッチポイントへのアクセスを促す仕組み(告知、集客などのモチベーションがインセンティブ設計的に行政より強い)

と思っていて、



がゆえに民間と連携してデータを集めていくことが大事と思っています。



正直、「議員さんが市民の代表であり声の代表である」という仕組みは、

現代技術があれば更新すべきだと思っていまして、

そもそも人が人から声を聞くのはどうしても偏りが生まれるしバイアスもかかる。



ならば、現代では技術により、データで150万人を可視化するのが大事で、

次の行政はそこがかなめであり、スマートシティってまずはそういうことなのかもなーと思っています。



あれ、本当はもっと書きたいことがあったかも?ですが、一旦今日はこの辺で!笑

皆さん素敵な一日を!^^

アート、教育、探究、子育て、生き方。アーティストとして、スクール長として、本音しか書きません!