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アートへの私的解釈(学術)

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イメージ・コンテンツを制作する事は、視覚を通過して、人の心に問いかけることが一番のポイントだ。 人の心に問いかける事は、感性の同一性を得るということで、国境、時間という領域を超え… もっと読む
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2019年7月の記事一覧

道(La Strada)-フェデリコ・フェリーニ監督-解釈

道(La Strada)フェデリコ・フェリーニ監督(Federico Fellini, 1920 - 1993) 解釈:身売り…

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過去のコミュニティへの依存 – Hotel California

ヒトは、その記憶から、それまでの社会経験に依存する、そのコミュニティでの感性を消し去る事…

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心象風景を考える

心象風景を考える 現実世界の視覚から、消えても心象として残るものがある。 また、予め、そ…

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社会では答えのある問題はない。

今後、多くの技術レベレで、また、職業域で、AIは展開して行くだろう、AIにできない人間のミッ…

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形は色のからだ、色は形のこころ

The form is the body of the color. The color is the soul of the form. 色の形より、カー…

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映像という表象

表象する者は、その活動を止めてはならない。というよりも、表象(表現)を止める事ができない…

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グラフィックデザインのポイントは「どこに目がひっかかるか」-Herbert Bayer

グラフィックデザインのポイントは、どこに目がひっかかるか! *フォトグラフを使ったデザインでのポイント-Herbert Bayer グラフィックデザイナー”ヘルベルト・バイヤー”の構成 1)緊張感の獲得 2)興味を注がせるポイント 3)説得力と確信性の存在 この3つの視点で、20世紀前半の著名なグラフィックデザイナーの 作品を分析する。 *ヘルベルト・バイヤーの小論文には、 ポスターの基本となるソリッドが書かれていた。 目がどのように写真(画像)を捉えるか?=眼球運動・心

ブルーノ・シュルツの世界感と複製技術に於ける私的一考

ブルーノ・シュルツの世界感と複製技術に於ける私的一考 従来、写真(プリント)や印刷技術は…

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モンタージュ理論から、映像を探る

序:このモンタージュ理論構成は、クラウドの現在、過去の手法と思われがちだが、現在、日本の…

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映像の方法論 # その周辺から映像を探る

Memo - 映像の方法論  # その周辺から、映像を探る § 映像空間の性格 ・2次元空間である絵…

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ストリート・オブ・クロコダイル-ブラザーズ・クエイの世界

ストリート・オブ・クロコダイル(1989 UK) :ブラザーズ・クエイ(Brothers Quay)の人形アニメ…

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フリーダカーロ、希望を失わずに生き抜いた1人の女性

フリーダカーロ、そこにあるのは希望を失わずに生き抜いた1人の女性 フリーダカーロ(Magdale…

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マリーナ・アブラモヴィッチ(Marina Abramovic)のパフォーマンスアート

マリーナ・アブラモヴィッチ(Marina Abramovic 1946.11-)ユーゴスラビア出身の パフ…

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デジタル時代の「手描きデッサン」とそのポイント

デジタル時代の「手描きデッサン」とそのポイント なぜ、手描きデッサンなのか ・その基本は、観察力から、造形力・美意識を常に養う。 1)デジタル時代のアナログスキル:表現の幅を広げる 2)アイデア出しの際に、サムネイル、ラフスケッチが求められる 3)キレイなラフスケッチは必要ない:サムネイルはアイデア・スケッチであり根幹  この後、肉づけしていく。(基本構想を示した構想/親指の爪の面積程度に思考) 4)石膏デッサンで、身に付く力 ヨーロッパ、また、アジアの代表する顔は、どの国の