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補陀落渡海

補陀落渡海(ふだらくとかい)
熊野の補陀洛山寺等において、観音浄土への往生を目的として生きながら屋形船で海に流す儀礼である。
補陀洛山寺の住職は61歳になる、その年の11月に、補陀落渡海をおこなう習慣が有ったといわれる。

その年齢になると、行が、その域に達するということなのだ、と解釈できる。
定年後の捨身を奨励している訳ではないのだろう。

#イメージと文化

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