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デザインと学際(interdisciplinary)

デザインに於ける学際の視点
学際(interdisciplinary)とはなんだろう。
知の共有であり、研究が分野がいくつかの分野にまたがることでもある。それは、新しい学問が体系化される前の状態だ。
今現在のパラダイム(その時代の論理体系)に収まらない。または、いつくかの、パラダイムに又がる、新しい知の固まり、それが、今後のパラダイムへシフトして、新しいコンテンツの方法論ともなり得る。出来上がったコンテンツを後から解釈する時にも重要な視点だ。

考えて見てもらいたい、
例えば、「ダビンチ」とその時代だ、科学と芸術の閾はあっただろうか、20世紀の分業化・専門化された学問体系が、科学と芸術の間に閾線を引いてしまった。
この分業化された弊害は大きかったが、それは、21世紀の今では、どうでも良い事だろう。

子供の頃を思い出してほしい、子供の純粋気持ち(感性)での興味の対象は、科学も芸術もないのだ。それを義務教育のテクストに収めて、一元的な教育を行っては、次なる芽を摘んでしまうだろう。
21世紀は、クラウドや、AIでの変貌を言われる現在、その学際という視点は、ヒトのセオリーが介在せざるを得ないデザイン・コンテンツ制作に於いて大きなポイントを占めるだろう。


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