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「リトアニアの旅の追憶」ジョナス・メカスの映像を顧みる

個人映像(実験映画)の名作を顧みる。
「リトアニアの旅の追憶」 ジョナス・メカス監督 87min US 1950-1972撮影
1949年、故郷リトアニアからナチスに追われアメリカに亡命したジョナス・メカス。
言葉も通じないブルックリンで1台の16mmムービーカメラを手にしたメカスは日々の生活を日記のように撮り始める。

27年ぶりに訪れた故郷リトアニアでの母、友人たちとの再開。メカスはそれらのすべてをみずみずしい映像と言葉で1つの作品にまとめ上げた。この感動的な映像叙情詩は、メカス自身の代表作であるばかりでなく、アメリカ・インデペンデント映画の不朽の名作として広く愛されて続けている。

*ジョナス・メカス(Jonas Mekas 1922 - 2019)
1922年、リトアニア生。
アメリカを代表とするインデペンデント映画作家、詩人。
個人映画のバイブルと言われる「メカスの映画日記」は著名。
ハリウッド系の映画と、視点を変えた実験的な映像を1950年代から、マンハッタンを中心に展開した。



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