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映像業界のデジタル化と、シフトするコンテンツ

a) 新しいデジタルについての見解
クラウド・コンピューティングと、数ヶ月ごとの、そのメディアあり方の激しい変革でコンテンツも変わる。
しかし、計画したコンテンツは変えられない。

ここで何を主眼としてプロジュースするかが大きなポイントになる。
「プロジュース・マインド」をどうおくか
そのバランスは、下記のように従来からのものと変わらない。
(1)人を感動させるか
(2)売れるか
(3)人の役に立つか
  (4) P-D-C-A
このバランスを保つためには、その時代の政治、経済、科学、デジタル等あらゆるものに興味を持つことが必要である。

b) 従来型のCM業界のプロジュースについて
(1)従来系のお茶の間になす(飽きない、面白い、シリーズ化の意味論)
(2)興味のイマージュネーションを持ち続ける(興味の動向も変わる)
(3)辛いばかりではダメ
(4)反省を活かす(バランスを機能させる)

c) 未来系のプロジュース
「クリエイターの今後は、従来からの固定概念では壁ができる。」
デジタル処理によって、今まで出来なかったことができる時代になった。
多方面に興味の対象を置いて「ヒューマンウエア」を原点とする。
「ヒューマンウエア」:インフラと、ハードウエア、ソフトウエア、マインドのバランス、考え方の概念をトータルしたもの。
また、このヒューマンウエアを論ずる場合、アナログかデジタルか、の問題ではなくヒューマンウエアに対する「クリエイティブ・マインド」が最も大切である。

ただ、この業界が、いかにパラダイムシフトしようとも、組織のセオリーが大切だ。
(註)いずれにしても、クラウドの時代になり、放送業界の終焉とも受け取られがちだが、今ある、既存の放送メディアは、従来系から、どう展開して、どこへ重心を置いて、生き残こるかは大きな課題だ。

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