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明け方の夢の話


今朝方見た夢がね、怖すぎたのでここに書き記しておこうと思ったんです。
この夢は全てが主観的目線で進んでいきますが、最後の一場面だけが客観的目線に切り替わり、そこに何がしかのメッセージがあるのではと感じました。
夢の内容をできる限り正確にお伝えしようと思いますが、何分なにぶん夢であり、朧な部分があることと、暴力的な描写によって心理的ダメージが大きくなることが懸念されるため、表現を控えめにした部分がありますことをご了承下さい。




【明け方の夢の話】

コンクリートで造られた何もない広い空間にいた。
建築途中のビルか何かだろうか。
廻りを見渡そうと立ち上がりかけた時、異変に気がついた。椅子に座った状態で後ろ手に縛られ、背もたれと胴体が、がんじがらめにロープで縛られているのだ。

バランスを崩した私と椅子は派手に転倒してしまった。慌てた私はなんとか体を起こそうとするが、慌てれば慌てるほどロープが体に食い込んでいく。助けを呼ぼうとしても、声すら出ないではないか。
恐怖感が足下から這い上がり、頭がおかしくなりそうだった。それでも諦める訳にはいかない。なんとか回転しようと、体に力を込めたその時だった。

椅子が難なく立ち上がる。
まるで何者かに起こされたように。
いや。間違いなく何者かに起こされたのだ。
私の本能は、その何者かから発せられる恐怖の気配を察知した。


ヤバい、、
ヤバいヤツが、、、後ろに、、、、いる!


痛いほど早くなる鼓動に視界が歪み、氷のような寒気に体を支配されていく。
だが、何故だろうか。
私の後ろにいた何者かは足音と共に遠ざかっていくではないか。やがてその気配が途絶えた頃、忘れていた呼吸を取り戻した私は深く安堵した。しかし束の間、真の恐怖と共にその何者かが再び私に近づいてくる!

ヴィィィィィィィィィィィィィィィィィ、、、、、、、


機械音と共に恐怖がヒタヒタと私の背後に迫る。
やがて、肌が触れるほどの距離まで近づいた機械音がピタリと止まり







「お前の大事なものをワタシに寄越せ」



何者かはそう言いながら、機械音を私に押し付けてきた。



それまでの主観的な視線が一転、客観的な視線へと切り替わり、私は変わり果てた自身の姿を目撃することになる。







「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ........」
















モヒられとるやないか!




いやぁ、びっくりしたなぁもう。








【夢の中でモヒられた話】