イメクラ嬢が驚いたイメクラ嬢

風俗業界に入ってしばらくはピンサロで働いていましたが、その時のお客様が業界関係者で、イメクラをオープンするから手伝いに来ないかと誘われました。後から考えてみると、いわゆる引き抜きというやつだったんですね。このイメクラには今までのピンサロのように寮が無かったので、店泊したり店長の所に泊めてもらううちに店長とお付き合いする事になります。

JKイメクラで、ちょうどスーパールーズソックスと紺ハイソックスが対立してた頃です(笑)。私は既に26歳でしたが、確か指名写真は22か23歳で出ていたと思います。体操服とブルマが似合うと言われていました。風俗情報誌の取材も受けていました。

その店は今でいうファミリータイプマンションのメンズエステのような感じで、もちろん風俗営業の許可など下りない場所ですので、あん摩マッサージ指圧師の免許を借りてソープランド理論で営業していました。

※ソープランド理論とは『1人用のサウナに入るには扉を開け閉めする入浴補助要員が必要なので、個室のお風呂場に店員さんが常駐してるよ!個室だからお客様と店員さんが恋愛関係になって何をしてても店は知らないよ!店が指示してやらせてるんじゃないんだからね!』というものです。ですので、このイメクラの場合『マッサージをするセラピストさんが個室でお客様と仲良くなってイチャイチャしてても店は関係ないよ!』という事です。

普通のマンションで入りやすかった為か、芸能人の方もご来店されてましたが「○○さんですよね?いつもテレビで拝見してます!」なんて、言っていいものか迷いに迷って、無難に「(平日の昼間ですけど)今日はお仕事お休みなんですか?」と訊いていました(笑)

受付の従業員があるリピーターさんに「あの、テレビに出ている俳優さんですよね?」と訊いたところ、「あぁ、彼ね、良く似ているって言われるんだよ」と返されたそうです。それでも従業員が「いや、声もそっくりだし御本人ですよね?」とツッコミを入れてしまったので、そのお客様は姿を見せなくなってしまいました。言われたくない方と、気付いて欲しい方の違いが分からなくて対応に困りますね(笑)


この店で、処女の子が面接に来ました。

何で処女が風俗で働こうと思ったのか。店長に詳しく聞いた話では、彼女の母親が以前店長と一緒に仕事をしていたらしく「新しい店が出来たならウチの子を使ってよ、処女だから!高く売れるなら売っちゃって!あんたが買ってくれるならヤッちゃってもいいわよ!」……と、母親に売られたのです。彼女の意思ではありませんでした。

当時まだ人妻店や熟女店などは少なく、母親は金が欲しいが自分は歳をとってしまい働ける店が無い、だから娘に稼がせようとしていました。ここで断っても他の店に売られるだけでしょう。女の子を守るため店長が考えた最善策が『処女売りで指入れ無し、もしルール(処女膜)を破ったら傷害罪で訴えて金を取ると先に宣言する』でした。

店長の狙い通り、処女の風俗嬢は物珍しさで指名が入っていました。しかしそれも最初のうちだけでリピーターは付かず稼げなくなり、そのうち出勤しなくなりました。きっと母親が他の店に連れて行ったのでしょう。自分の意思で処女を売るなら好きにすれば良いと思いますが、世の中にはこんな親が本当にいるのだと驚いた出来事でした。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

1

りこ

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。