老いが自分を許す

綺麗でありたい、とかかわいくありたいだとか。
ある年齢を超えたところから、昨日の自分を超えてこないことに気付きます。
それは髪の毛の柔らかさや細さであったり、指関節の皺であったり、ふとした表情の変化という、あくまでも外見だけの話だけれども。

なんとなく、このまま歳を取らないのではないか?という恐怖と、人から外見を褒めてもらえる存在でいないといけないのではないか?という見えないプレッシャーがありました。

私は外見のピークを超えて、抗えない緩やかな下り道に来たようです。


なぜか清々しく、気持ちが良い、無理に頑張らなくて良いのだから。私はこのまま普通に歳をとって、普通のおばさんへ、そして普通のおばあちゃんになっていきます。


老いていく自分が、頑張っても出来ないことがあるんだと、頑張って出来ても、とても時間がかかるものなんだと、すぐに結果を出せない自分を許します。

自分で何を正とするか?一つの答えを出していたとしても、正を選ばなくて良い、これが歳を重ねて得ることが出来た「力の抜き方」なんだなと改めて感じます。



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