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許さない

一度うずくまってしまったら ふたたび立ち上がるのも
歩くのももうできなくなりそうな そんな現実ののしかかりを
いま世界中、 たくさんのひとが感じられているのを、 肩に感じる

雪山で遭難して 眠ってしまったら終わりみたい
いまなんとか胸に保ちつづけている 祈りに希望、 平和を願う胸の炎は
いつでも吹き消えてしまう 容赦ない風雪と 雪崩にも思う事態の襲い

遠く離れた日本にいても 炎の保ち、 ぎりぎりを感じるのに
爆撃と殺戮やむことのない、 その場所にいるひとの胸を思うと

せめて、 いま自分にできることは 自分は自分の炎を消さないで
できるかぎり その火を松明みたいに持って歩き その自分をあること
せめて、 それだけはと できること、 それが僅かの極みであっても
そうしての火が 個々の炎が 新たに立ちのぼることを どうにか願う

あきらめないで 絶望しないで 変化への希望を持ち続けるためには
いまたくさんの、 こころぎたぎたに傷めつけられたひとに大事に思うのは
炎を燃やし続けるための 燃料である、 その薪となるものは
そうしたブリザードの、 人間を思えない残虐行為が、 いま目にしている
表面なら それをリバーシブルした 同時に、 いまこのときにある
ひとの温み 心あるひとの声や眼差し そこからうみだされるものに思う

そうしてちからをもらい、 助けられ 胸の炎、 明るく強く、 輝きだせば
誰かに 何かに 自分もまた こころを伝えることができるかもしれない

そうして、 なんとか 支え合い つながりあって
獰猛な暴力の遂行を 許さん、 認めん。 の声で ストップをさせなければ
松明はかき消され 山火事で上る黒煙みたい ちがう炎に覆われてしまう

そうしたら後に残るもの 燃え尽きた炭だけで その炭は、 人類としての
敗北の結晶に そこから新たに生まれるものは 何もなくなってしまう
その地に旗を立てた彼らは 更に山を燃え広がらせようと、 ミサイルを打つ

許さない
それは傍若無人をつらぬく政権や軍やそれを本気で止めない各国以上に
自分への 許さない思いを、 持ち続ける  あきらめて、 負けてしまわない
残酷を、 ジェノサイドを受け入れてしまわない 自分との 対峙

ねばり強さ
そのちからになる こころのわかりを 日々に どうか大事に
あきらめないで 絶望を受け入れないで
こころを、 意識の目を、 閉じてしまわないで
自分という存在から 胸にある炎から 平和の求めを 人道を 発し続ける


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