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【ビットにゃんたーずの世界】l ビトにゃん研究室②ービットにゃんたーずが目指すものー

ビットにゃんたーずを知らない方はこちらからどうぞ☆


【ビトにゃんを考える②】


 今回は"第二回目"として、以下の項目を通して、「ビットにゃんたーず」を考察していきます。

2)ビットにゃんたーずが目指すもの


《プラットフォームとしてのビトにゃん》

 ビトにゃんを通して開発会社である「リアルワールドゲームス」が目指すのは位置情報を提供するプラットフォームです。

 プラットフォームとは「関連する情報やサービス・商品を展開する土台となる環境」を指します。リアルな世界で言えばショッピングモール、デジタルな世界で言えばAmazonや楽天といった仕組みがプラットフォームの代表例である。プラットフォームの参加者が各自の利益を追求して行動(宣伝・販売)することで一つの店では実現できない集客力などを生み出す相互利益を生み出しプラットフォームが成長していく仕組み。(下記のリンク参照)

 プラットフォームはその組織や団体の維持費用(国で言えば税金)を、利用者だけではなくプラットフォームの参加者からの参加費や、広告費、運営を通して集まる情報の販売(国で言えば間接税)等に強く依存した運営も可能であり、利用者の課金(直接税)に依存せず成長できるのも特徴の一つです。

 では、ビットにゃんたーずは今後どういったプラットフォームになっていくのでしょうか?

現代のスマホゲームと比較し分析・説明していきます。

《現代のスマホゲームの経済》


 現在の多くの課金重視のスマホゲームはゲーム内の強さという価値に対して納付する一部の課金(直接税)のみで多くの無課金者(非納税者)を抱ながらゲームという社会を維持しています。

 どちらかというと不健全な経済であり、新しい仕組みの構築に費用をかけるより、同じような仕組みの比較的短命なサービスの乱発と終了が繰り返される傾向にあります。特に、デジタル世界は地理的制約がないので、このサイクルが簡単に繰り返されます。

 私はこの状況を、札束で殴りあい、資源を喰らい尽くす欲望。植物を食べつくしては移動する蝗害のようであり、現在の資本主義社会を象徴しているかのように感じています。

 サスティナブル(持続可能)な仕組みは、リアルな世界のサービスにしろデジタル世界にしろ、町や国の仕組みに近い形をとり、最終的にはカラダや自然の循環の仕組みに近づくというのが最近の私の考えですので、現代の課金重視のスマホゲームは「成長や循環」が生まれ「文化や歴史」を残していくような仕組みとは言えません。

 環境に適したエコシステム(自然循環)な機能をもつ仕組みやサービスがその環境で最もサスティナブルでものであると考えています。また、その考えでは、「環境適応」とは搾取し土地の栄養を吸い尽くすだけでなく、その環境に循環を生み出すということが重要であり、既存のサービスが乱立する現代において、新しいサービスは新天地において既存の環境とどう向き合うかということも重要になってくるはずです。

 《ビットにゃんーず(アルクコイン)の経済》

 では、ビットにゃんたーずの経済はどうなのか?

 ビットにゃんたーずが目指しているプラットフォームの形を「リアルワールドゲームス」が発表している「トークンのエコシステム」の図を使いながら国や自然の循環の仕組みに置き換えて分析・説明していきます。

 まず、下記の図が「リアルワールドゲームス」が出しているトークン(アルクコイン)のエコシステム(循環)の図です。

《インフラの構築とアルクコインの供給》

 まず、「リアルワールドゲームス」はビットにゃんたーずという「ゲーム」兼「公共事業」において、アルクコインという仮想通貨を発行し、工事(スポット(位置情報)を発見する行為)に対してプレイヤーという現実世界からの労働者にアルクコインを支払います。

 プレイヤーが増えて工事を進めてくれることによって位置情報が集まり自社や他社で使用できる位置情報が構築されていきます。

 公共事業投資で道路や橋等のインフラができてくイメージですかね。

 新しい土地に道路や橋ができたら、次は街には何が必要でしょうか?

《短期欲求と通貨の循環》

稼いだお金で基本的欲求や物質的欲求を満たせる環境があれば人は集まります。また、それらを提供する人たちがまた稼いだお金で基本的欲求や別の欲求を満たせる環境が構築できれば、そこに街ができるのではないでしょうか。

 つまり、発行した通貨の欲求をベースとした循環が必要です。

 ただし、デジタル世界は地理的制約も衣食住の強制的な通貨循環の仕組みもないため、自然発生的には通貨の循環システムは発生しません。
 さらに、現在のビットにゃんたーずのコアプレイヤーは値上がりを期待するプレイヤーがほとんどなので、通貨を循環させるプレイヤーとしてはあまり期待できません。値上がり期待は通貨の流動を停滞させます。

 ここから導き出されるのが、通貨として流動性を高めるために、今後は値上がりを期待しない参加者の短期欲求をアルクコインで満たす仕組みが必要であるということです。さらに言えば、この短期欲求派の参加者は、仮想通貨や投資に興味がない人種、様々な価値感の人が多く参加すればするほど、この循環は生まれやすいといえるでしょう。

 そういう意味で「歩いて手に入る」「スポットの写真をとって申請して手に入る」という誰にとってもあまり難しくない行為によってアルクコインが手に入るという設計は素晴らしいとしか言いようがありません。

 短期欲求を満たす仕組みは、すでに準備が進められているものや予想されるものがあります。

1)ゲーム内の強さとの交換
  将来的なビットハンターズなどのゲーム内の強さとの交換が予想される仕組みの一つです。アルクコインの将来的な価値よりもゲーム内の強さを重視する人はその強さを得るために積極的に工事に参加し、アルクコインを使用するでしょう。

 2)フリマサイトでのリアルアセットとの交換
  日本発のブロックチェーンソーシャルメディア「ALIS」(アルクコインに近い思想で「文章の投稿」という工事とALISというトークン(仮想通貨)の供給と循環を中心としたプラットフォームづくりを目指している)の参加者と共同でリアルワールドゲームスのARUK取締役の岡部さんたちが暗号資産取扱古物商協会の準備を進めています。つまり、ALISやアルクコインといった通貨で買い物ができる仕組みを作ろうとしています。

実際にTwitter上でのオークションがスタートしています。

https://twitter.com/datushachikujin/status/1184962548602327040?s=19

 例えば、アルクコイン10枚で中古マンガを販売した場合、短期派はタダ同然でマンガが手に入ると感じますし、長期派は不要品で投資ができたと感じるはずです。

 そしてその過程で、無価値なコインは少なくとも中古マンガの法定通貨価格と同等の価値を持つと同時に運営はスポットの位置情報という税収を得ます。

ここが重要なポイントです。

 仮想通貨の取引所という一般の人にとって敷居が高いものではなく、人によって価値の違うアンティークや古着といった古物をリアルアセットとし、それを媒介にして信じる価値を違う人を結びつける。いわば、リアルとデジタル世界をつなぐ新しい取引所といったものになるはずです。法定通貨(円)との直接交換はできずとも、その価値は自然と可視化されていきます。

 私はこの暗号資産取扱古物取引所が仮想通貨(暗号資産)の使用価値と市場価値のバランスといった課題を解決してくれると期待しています。

 そして、この取引のシステムにより「歩いて○○が手に入りました!」といった内容がツイートされるようになればアルクコインは急速に広まり、まずは歩いて懸賞系アプリは駆逐されるでしょう。それと同時に加速度的に位置情報は集まり始め、後はネットワーク効果で強力なプラットフォームとなるはずです。

 その後、アルクコインが使える自社や他社開発のゲームの開発・運営して、現実世界の店がそれらゲーム内で広告を出したり、間接税的な仕組みで収入を得ながらゲームが成立すれば、リアルワールドゲームスは法定通貨(円)、つまりアルクコインの経済圏から見れば外貨を手に入れる仕組みが構築されます。

《外貨(法定通貨)の獲得と通貨価値の向上》

 IEO(取引所での資金集め)を行うタイミングが一番難しくなるかと思いますが、他社が位置情報を使ったり広告を出すときにアルクコインが一定枚数必要であるという条件を付けたり、事業により法定通貨(外貨)が手に入る仕組みによりリアルワールドゲームス自体が間接税的に得た法定通貨でアルクコインを買い上げりすることで、アルクコインをBURN(発行している通貨の一部を発行体等買い無いものとすることにより残りの通貨の価値を上げる行為)することが可能となり、通貨の価値は上がっていきます。

 こうなれば、プロのビットにゃんたーずプレイヤーも生まれてくるかもしれません。

 YouTubeを例にあげれば、ビットにゃんたーずはその仕組みであり、プレイヤーはYoutuberのようなものです。
最初からYoutuberなんて職業が出てくるなんて誰が考えたでしょう?

 私はアルクコインがリアルで価値がでて仮想通貨(暗号資産)の法整備が整えば、最終的には日本の位置情報、位置情報ゲーム、現地調査員はアルクコインを中心にまわると予想しています。

少し期待し過ぎな面もあるかもしれませんが、ここまでが私の考える「ビットにゃんたーずが目指すプラットフォームの形」です。

《ビットにゃんーず(アルクコイン)のその先》

ここからはすこし蛇足になりますが、住人が増え、街が大きくなり、他国との交易や取引も生まれるようになったとしたら、その先はどうなるでしょうか?

 他国との貿易協定や税の問題や内政の問題。言い換えると「リアル世界の既得権益との闘い」「経済圏内での治安の維持(悪意の排除)が待ち受けているはずです。

現状の仮想通貨(暗号資産)の税制や法整備は、まだまだざっくりとした形で定められており厳しい状況であると言わざる負えません。

「リアル世界の既得権益との闘い」に対しては、すでにリアルワールドゲームスのARUK取締役の岡部さんが個人的に代表者のいない政治団体「トークントークン」設立し、非中央集権社会のための法整備を進めています。
 業界として生き残るためにも、既存の環境と向き合うための仕組みは必要であると私も考えます。

「経済圏内での治安の維持」に対しては、まだはっきりとした答えはありませんが、分散型の評価経済によって評価が悪い状態になったり、経済圏によって悪意のある行動をした場合に自動的に一定期間ウォレットが凍結されるような仕組みなどが、非中央権的な警察的や罰則となり治安の維持につながるのではないかと考えています。

今後のビットにゃんたーずにも注目していきたいと思います。

今回の考察は以上になります。

このページを通して、ビットにゃんたーずはただゲームではなく、アルクコインを中心とした経済圏を目指しているということを少しでも理解・共有していただければ嬉しいです。

今後も色々と考えて、調べて、歩いて、ビットにゃんたーずを楽しんでいきたいと思います。

※興味を少しでも持っていただいたら、ぜひ下のインストールのリンクからインストールして遊んでみてください。

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