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【すがもプロジェクト班紹介②】巣鴨をもっと観光地にする!”観光班”

はじめに

観光班のメディア担当をさせていただきます、文学部歴史学科日本史コース3年の森野寿と申します。昨年に引き続き、すがもプロジェクトに参加させていただいております。私が参加する「観光班」は今年度より発足した班になります。昨年まで参加していたメディア班での経験を最大限に活かし、読んだ方に巣鴨に来ていただけるような記事を皆様に提供することで、プロジェクトの成功に貢献できれば嬉しく思います。

活動紹介

大正大学に隣接する旧中山道の庚申塚から滝野川までのエリアは江戸時代から種子・種苗の町として賑わい「種苗屋街道(たねやかいどう)」と呼ばれていましたが、現在では種子及び種苗業者はわずかに数件残っているだけで種苗屋街道の面影はありません。大正大学は2021年より、失われつつある「種子屋街道」の歴史・文化にフォーカスし、地域と連携して来街者が訪れる新たな観光エリアとして再編集し磨き上げ、近隣の活性化につながる活動を実践しています。昨年5月にはこれまでのさざえ堂に加えて、南門広場に『種子地蔵(たねじぞう)』を新たな観光名所として建立し、昨年度より「種子地蔵縁日」を開催して地域住民の皆様、巣鴨地蔵通りを訪れる参拝客、街歩きの観光客、インバウンドらの参加を促し、当該エリアの地域活性化につなげてきました。​
この観光班は、昨年度まで地域創生学科内での行われていた取組を一歩踏み込んだ形での活性化活動を中心としたすがもプロジェクトの授業に参画し、近隣の商店街や稲荷湯、トキハソース、亀の子束子などといった創立100年を超える老舗企業や他のすがもプロジェクト班とも連携して新たな魅力ある観光地を創り出すプロジェクトになっています。

今年度は何をするか

今年度は、以下の5つを目標に掲げました。

  1. 種子地蔵・種子屋街道の観光地化とブランディング

  2. 庚申塚~滝野川界隈にインバウンドや若者を誘客する

  3. 地域観光のDX推進と体験価値を創出する

  4. 種子屋街道の歴史と文化を創ってきた100年企業(稲荷湯、トキハソース、亀の子束子、日本農林社、東京種苗)との産学連携を推進する

  5. 継続的な情報発信を行ってエリアの認知を図る

また、この目標の達成のために以下の活動を予定しています。

①ARサウンドコンテンツを創り上げる
Sonyの音声ガイドアプリ「ロケトーン」を活用して、ARサウンドコンテンツを編集制作し、街を散策するツアーを醸成します。ゲーム、宝探し、謎解きといったストーリーを考えて、商店街・種子屋街道・種子地蔵・グルメ等のスポットを設定し、街歩きと組み合わせたツアーを作り上げて、モニターツアーを実施します。

②訪日外国人向け ARサウンドコンテンツのモニターツアー実施 (実証実験)
南門広場で行われる「種子地蔵縁日」に合わせて、ARサウンドコンテンツで制作した音声ガイダンスの実証実験を行います。インバウンド向けモニターツアーを実施し、その体験をアンケート調査します。

③種子地蔵縁日の開催
南門広場で「種子地蔵縁日」を企画・コーディネートします。昨年度の実施内容に新しい取組を加えて、地域と連携した持続可能な縁日として定着させます。集客、広報・PRプロモーション施策を考え実行します。また、大阪の追手門学院大学の学生チームと交流を図り、他のすがもプロジェクト班とも連携しながら魅力的な縁日にします。

④大阪 追手門学院大学 の学生との連携と交流活動
「種子地蔵縁日」ならびに「ARサウンドロケトーン」の制作・モニターツアー実施において大阪の追手門学院大学の学生チームと連携して活動します。一部オンラインでの授業を行なって共通の課題に取り組み意見交換会を行います。

メンバー紹介

会議の様子。

教員
・北條規先生(総合学習支援機構DAC教授)
・菅原達也先生(特別招聘教授、追手門学院大学客員教授)

コア職員
・小坂太祐さん(魅力課推進部)
・菊池利香さん(魅力課推進部)

メンバー
・浅井樹(地域創生学科4年)SPS
・平野愛弓(地域創生学科4年)SPSサポート
・森野寿(文学部歴史学科日本史コース3年)メディア担当
・飯塚琴美(歴史学科日本史コース3年)
・加藤大夢(地域創生学科2年)マネジメントリーダー
・藤村健人(臨床心理学科2年)マネジメントサブリーダー
・高塚悠里(人文学科国際文化コース2年)
・神谷ここの(地域創生学科2年)
・秋元琢翔(地域創生学科2年)

先日の会議で役割分担を決めました。

おわりに-メディア担当より-

すがもプロジェクト参加2年目を迎える私といたしましては、今年度より新設された班での活動ということで、非常にわくわくしております。すがプロ2年目は心機一転、巣鴨の観光業を盛り上げるためにこれまでの活動で得た経験と新たにこの班で学ぶ事柄を存分に活かして活動していく所存です。

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