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1年ぶりに帰ってきた「バスボムワークショップ」


1.はじめに

こんにちは! 表現学部表現文化学科4年の秋山堅です。
早くも2024年を迎え、私はもう少しで大学生活を終えます。そして約2年間携わらせていただいた、銭湯コミュニティ班としての活動も終わりを迎えようとしています。あっという間で驚いています。
銭湯班では今年度に入り多くのイベントを行ってきました。中でも昨年度4回開催したオリジナル企画「バスボムワークショップ」が私の中では印象に残っています。そのイベントが今年約1年ぶりに帰ってきました!
新メンバーと共に実施するのが初だったので、初心に戻って企画を進めていきました。
そこで今回のnote記事は、イベントについて詳しく話していこうと思います!

2.バスボムワークショップについて

銭湯班は今年度、大学主催の鴨台盆踊りや種地蔵縁日などの様々な場面において、企画を通して、稲荷湯長屋を活用した地域サロンの場の提供を行い、大学周辺地域の銭湯に広くアプローチした形で進めてきました。

このような、鴨台盆踊りや種地蔵縁日で開催した大がかりな企画を行ってきたことにより、企画する側の私自身も次回への期待度が高まり、より成果のある企画実施をしなければいけないという責任感を感じていました。そんな中、班内で話し合いを進めていき、過去4回の実施で銭湯になじみのない年代の多くに足を運んでいただいたバスボムワークショップ企画を、約1年ぶりに開催することになりました。銭湯班の代名詞的ともいえるバスボムワークショップの実施により、今年度から参加した班員の経験値の向上、地域住民の方に対するイベントの定着化、活動の引き継ぎを達成したいと考えました。


3.そもそもバスボムって?

バスボムは、近年専門店などがある程の人気の商品で、簡単に言うと固形型の入浴剤です。お風呂のお湯に入れると爆弾(bomb)のようにブクブク泡を出す姿から、この名がついたらしいそうです。色んな色や形のものがあるため、幅広い年代から特に人気なんです。入浴時でも楽しくくつろぎたいという時にもってこいの商品で、筆者の私も誕生日プレゼントとかでいただいた、鮮やかな色と香りのバズボムで最近癒されました!(おすすめです!)

4.バスボムってどうやって作るの?

作り方は様々ですが、簡単にお家にある材料で作れるんです。私たちがイベントで採用した作り方は、まず材料として重層:クエン酸:片栗粉を大さじ2:1:1の割合で準備して、その中に色の素となる市販の入浴剤を小さじ1入れて混ぜます。次にアルコールスプレーで数回に分けて湿らせて、粘土状になるまで固めていきます。最後にそれを容器に詰めてから数日間乾燥させて完成になります。

入浴剤の色を変えたり、詰める容器を変えるだけで色んな種類のバスボムを作ることができます。過去のイベントを例にあげるとクリスマス時期に開催した際は、入浴剤の色をクリスマスカラーで製造して、オリジナルラッピングでクリスマス要素を演出しました。またバレンタイン時期に開催した際は、カップケーキのようなバスボムでバレンタイン要素を演出しました。多くのお子様にご参加いただき、パティシエ気分を味わってもらいました。


5.1年ぶりのバスボムワークショップ

そして昨年の12月27日(水)に稲荷湯長屋にてバスボムワークショップが帰ってきました。今回のテーマは開催日がお正月に近いという事で、新年を意識させるようなイベントとするため、バスボムの色は、2024年の干支である辰をイメージした「黄色と緑の二色展開」、またラッピングはお年玉袋をイメージした包装として、参加していただいたお子さんに喜んでいただきました。

その他、参加者の方々に銭湯への知識を深めてもらうため、都内の銭湯を読み札、絵札としたオリジナル銭湯かるたを作成し、ワークシップ後に和室でくつろぎながら楽しんでいただきました。




本イベントの広報先は主に近隣の教育機関としたため、当日は10名のお子さんが親御さんと一緒にお越し頂けました。このような稲荷湯長屋を会場としたイベントを通して、地域の子どもたちに銭湯というコミュニティを知ってもらうきっかけになれば、銭湯班として本望です。そのためにも私たち銭湯班は定期的にイベントを開催し、地域に根付いていけるように今後も活動を行っていきます。

6.最後に

筆者の私は3月で本学を卒業予定ですので、学生生活と共にこの班での活動も終わりを迎えようとしています。(悲しいです)
コロナ禍入学で初年度はほぼオンライン授業という事もあり、個人的に少し悔いの残る学生生活となってしました。しかし2年次からすがもプロジェクトという授業を履修したことで、コロナ禍を忘れさせるほどの充実した学生生活を送ることができました。めったに経験することのできない活動内容が多く、人生の糧になったと思っています。この糧を社会人になっていかせられるように頑張っていきます。

執筆
表現学部表現文化学科 4年 秋山堅


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