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国際協力プロフェッショナルとは?ー開発コンサルタントを基点に国際協力専門家について解説します

【国際共創塾】国際協力キャリア支援[動画]セミナーの第3回から第8回にわたってお話してきた「開発コンサルタントとは?編」のまとめ動画です。前編として、第3回から第5回までを以下に紹介します。

★第3回★開発コンサルタントのいろいろ

https://youtu.be/6uizhBGjsSY

開発コンサルタントのいろいろについて語りました。  
     
・国際協力にはいろいろなアクター(活動主体)がいる。
・「開発コンサルタント」という国際協力の専門家(プロフェッショナル)を軸に考えると仕事としての国際協力の構造がみえてくる。
・開発コンサルタントには、大きくわけて4つ(旧来のもの3つ、と新しいもの1つ)がある。     
【開発コンサルタントの種類】
1)ビジネスコンサルタント(経営コンサルタント、戦略コンサルタント、総合研究所などを含む)ただし、政府開発援助(ODA)の世界では新参者(30年程度)
2)建設コンサルタント(コンサルティング・エンジニア、技術者集団、理系、工学、土木系などが多い)日本のODAの売り上げの80パーセント以上を占める。社会基盤整備をおこなう。ハード、インフラ建設をおこなう。
3)社会開発コンサルタント(人文科学や社会科学をベースにした専門家)貧困削減、人道支援、公衆衛生や教育分野、職業訓練など、いわゆるソフト分野を担当する。
4)事務系コンサルタント(営業、渉外、業務管理(契約管理、総務、財 務経理を含む)やロジスティクスなどバックオフィスを担当する。開発コンサルタントや国際協力NGOの事務管理部門。コンサルティング・エンジニアや社会開発コンサルタントを下支えする専門職。
詳しくは動画をご確認ください。

★第4回★開発コンサルタントとは?

開発コンサルタントとは、しばやん流の定義にもとづき解説しています。

・しばやん流「開発コンサルタント」の定義
・実は、国際機関職員(国連スタッフなど)や国際協力NGOの(有給)スタッフも同じ構造の中で働いている。
・つまり求められている能力は同じこと。
「開発コンサルタント」とは、国際協力の専門家として、
1) クライアント(依頼主)とドナー(資金提供者)の支援を受けて、
2) プロジェクト型式(達成すべき目標と、期間と投入[人材・資金・資材など]が前もって計画されている)で、
3) 開発途上国の地域に介入する個人あるいはチームをいいます。

詳しくは動画を確認ください。

★第5回★開発コンサルタントの特徴

https://youtu.be/22VP_C5FYYM

開発コンサルタントの特徴について説明をおこないました。
1) 「国家元首から地域住民まで会える人」
2) クライアント、ドナーは、JICA(日本国)、相手国、国際機関etc. 3) 高い専門性を武器に、クライアントやドナーなどから中立公正に独立している。
4) 「医師、弁護士、コンサルタント」と並び称されるように、①参加資格、②メンバーシップ、③倫理規範を持つ職能集団(ギルド)である。
5) JICAは国の仕事。守秘義務と国家機密のダブルバインド。

以上

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