「忙しくってもハンドメイド販売がしたい!」


本業や家事育児で作品の制作以外も忙しい。
でも作品の販売もしたい!ハンドメイド作品の販売方法って、一つじゃないんです。自分の環境や忙しい状況に合わせてハンドメイド作品の販売をするなら…を一緒に考えてみたいと思います。
オンライン?対面?それ以外?忙しい前提で考えていくので、基本的に制作から販売は隙間時間の利用を主として考えていきます。

■オンラインでの販売


コンスタントに作って売って…を繰り返せる余裕がない場合、ハンドメイド販売アプリなどのオンラインショップで365日24時間受注可能の状況にしてしまうと、発送の遅れや梱包・発送のミスに繋がる可能性があります。
せっかく購入いただいたのにそういったミスが原因で購入の満足度が下がってしまうと大変もったいなく、結果として作家の負担になってしまいます。
そんな場合におすすめなのが受注可能な期間を限定する「期間限定販売」です。本業などの忙しさの波が落ち着く時期に合わせて、思い切って受注できる期間を限定してしまう販売方法です。販売時期の定期不定期問わず、この販売方法を取っている兼業作家さんは少なくありません。決まった期間以外は受注の対応をしなくても良くなるので、忙しい時期に梱包や発送の作業に追われずに済みます。ある程度の梱包は制作とともに隙間時間を使って行い、販売期間は発送など受注に関連した作業に集中することも可能です。受注期間以外は制作の様子や作品の紹介などをSNSで行い、受注期間に向けてのファン獲得を目指しましょう。
販売期間が決まったら投稿でのお知らせも忘れずに。

■イベント限定販売



休日に行われることが多いイベントでだけ販売を行うことも方法のひとつです。オンライン販売のようにひろい地域の方に購入いただくことは難しくなりますが、「イベントでしか買えない」特別感を演出することが出来ます。期間限定販売同様に、イベント参加以外の時期に受注へなどの対応の必要がないのも魅力です。イベントの参加がない期間も同様にSNSでのファンづくりを意識しましょう。参加イベントやブースNo.などが決定したら同様に投稿でお知らせして足を運んでもらえるよう必ずお知らせを。ブックマークや画像保存をして、イベント時に足を運んでもらいやすいようにイベント名・出店日・ブースNo.・ショップ名・商品画像をひとつの画像にまとめるとお客様にとって便利です。

■委託販売


オンラインやイベントなどで販売をすることに慣れてきたらおすすめなのが委託販売です。
ハンドメイド専門を扱う雑貨店やレンタルボックス、カフェなどで委託を扱っている場合もあります。商品を置いてもらう委託料や納品、商品数など委託するためのルールが委託先毎に設けられているので、自分で販売をするよりも学ばなければいけない点も多いものの、イベントに参加していなくても実際に実物をみて購入してもらえるメリットがあります。作家が常駐しなくても、接客は委託先のスタッフの方がしてくれるのも助かりますね。

さいごに


ハンドメイド作品の販売には、常にハンドメイド販売サイトなどで販売する以外にも販売方法がありました。本業などが忙しい、でも販売してみたい!という方は諦めず忙しさに合わせた販売方法を検討してみましょう。