utaha

岩手県出身/大学生

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  • コトモジ 〜言葉へ、文字へ 〜

最近の記事

「わからないことがあること」 「想像すること」 この2つはとても大切だと思う。 わからないことがあるから、 わかろうとして想像する。 でもやっぱりわからないから、 人はそのわからないことに 軽々しく接することはしない。 気遣いができる。 気遣いができる人は、多分優しい。

    • 自業自得なのはわかっているけど、苛立ってしまうのは仕方ないことなのだと思う

      「俺はこんな感じに書いたんだけどさ。難しくて、一時間半くらいかかった。 めっちゃ調べてやったんよ。」 そう言って彼は、スマホで撮った課題レポート用紙の写真を見せてくる。 そうだ、そういえばこんなレポートだった。先週の授業でレポートの目を通した時の光景が、記憶の奥からはっきりと蘇ってくる。同時に、ああ、僕は今彼に少し見下されている。優劣を感じさせられている。そう思って、苛立つ。好きな授業の課題をすっかり忘れていた自分に対しても腹が立つ。でも、悪いのは自分だ。課題を提出した彼と

      • memory.1

        高校三年の時、新校舎ができた。 新校舎と言っても、全てではなくて 第三校舎が新しくなった。 第三校舎には新しく図書館ができた。 それ以前の数年間、というより、あれは 仮の設置場所だったから、僕が高校1年、2年の頃だけだったのかも しれないけれど、図書館は第一校舎の職員室のホールにあって、 僕はそれを知る最後の世代になった。 本を読んだ。 本を借りた。 先生と、先輩と、喋っていた。 先輩たちをみていた。 先輩たちが本を借りるのを。 先輩たちが受験勉強をするのを。 先輩

        • 7時半の夕焼けだなんて…

        「わからないことがあること」 「想像すること」 この2つはとても大切だと思う。 わからないことがあるから、 わかろうとして想像する。 でもやっぱりわからないから、 人はそのわからないことに 軽々しく接することはしない。 気遣いができる。 気遣いができる人は、多分優しい。

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        • コトモジ 〜言葉へ、文字へ 〜
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          初めまして。

          初めまして。utahaです。 初投稿、何を書こうか迷いましたが、 僕がこれまで生きてきた中で、 最も心が温まった体験を書こうと思います。 高校1年の冬。僕はスピードスケート競技の インターハイ、加えて冬季国体の補助員に 駆り出されていました。朝から夕方まで、寒い中、会場の見回りやストーブの給油をして、 うん、正直大変でした(笑) 競技を見ているのはとても楽しかったですけど😁 その時も確か、会場を見回っていたと思います。会場の空いたスペースで、小学生くらいの女の子が雪でか

          初めまして。