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初めまして。

初めまして。utahaです。

初投稿、何を書こうか迷いましたが、
僕がこれまで生きてきた中で、
最も心が温まった体験を書こうと思います。

高校1年の冬。僕はスピードスケート競技の
インターハイ、加えて冬季国体の補助員に
駆り出されていました。朝から夕方まで、寒い中、会場の見回りやストーブの給油をして、
うん、正直大変でした(笑) 競技を見ているのはとても楽しかったですけど😁

その時も確か、会場を見回っていたと思います。会場の空いたスペースで、小学生くらいの女の子が雪でかまくらを作っているところに、通りかかりました。多分、大会出場者か関係者のご家族だったのでしょうね。
僕はまず、かまくらのクオリティの高さに驚きました(笑) その子は両手サイズの雪の塊をレンガ状に積み上げ、頑丈な雪の壁を円状に築き上げていました。思わず目を丸くしてしまいました。

「あ、ガチなやつだ😅」

心底感心しました。もう夕方だったので、
最後まで完成には至ってませんでしたが、
彼女が作り上げた壁は、見事なものでした。

本題はここからです。その後、補助員の仕事も
ほぼ無くなり、見回りの合間に暇になった
僕は、その子がかまくらを作っていた
近くのポールの上に、雪だるまをこさえて
置いておきました。
いくつになっても遊び心は大切です✨
そして、その場を後にし、20分後位に再び
見回りに来ると、あのかまくらの女の子が、
僕が雪だるまを置いたポールのところで、
何かをしていました。女の子が去った後、
その場所を訪れてみると………

雪だるまが増えていました!!!😊😊😊

左が僕。右が女の子が作って、
そっと置いていってくれたものです。

今でも、この不恰好な雪だるまが、愛おしくて仕方がありません。
「寂しくないように」って作ってくれたのでしょうか😊

その子の無邪気な優しさが心に沁みて、
胸がいっぱいになりました。
寒くて疲れていましたが、
とても暖かい気持ちになって、
すごく幸せな気持ちで満たされました🍀   

その日以降の補助員を頑張れたのも
そのおかげです👍

雪だるまは次の日も残っていて、
残してくれた方にも感謝です。

どこから来た子だったのかはわかりませんが、あのかまくらの作りっぷりは、ただ者じゃないですね(笑)

幸せのお裾分けをありがとう。
優しいかまくらの女の子さん。        

僕の作った雪だるまも、
あなたのおかげで友達ができて、
きっと喜んでいたに違いありません😊

マイナスな気持ちになった時、
純粋な優しい気持ちを呼び起こしてくれる、
とても大切な思い出です。

🍀どこの誰かはわかりませんが、
幸せを祈っています🍀

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