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個人の幸せに目を向ける時代が来る。私たち、今の20代が創造する社会とは?

今回の記事は、POOLO5期最終講義の感想です。

ゲストは、株式会社スマイルズの元社長遠山正道さん。

テーマは「リーダーからのメッセージとプログラムのリフレクション」。

これからの生き方について考えていきます。


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「20年後、自分はどうありたいか」と冒頭に質問されて困った。

10年後ならまだしも、20年後なんて想像できない。

40代半ばに差し掛かる自分を頑張ってイメージしてみたら、真っ先に老いを感じ嫌気が差した。

できれば、20代のままがいい。

こう感じたのが正直な感想だ。

あまり良いイメージからスタートしなかったが、
40代半ばの自分がどうありたいか幾らか考えてみた。

・最先端の技術についていける人でありたい。

・新しい価値感を受け入れられる柔軟な人でありたい。

・家族みんなで旅しながら暮らしたい。

・笑顔で優しく幸福感に満ちた女性でいたい。

このような理想が思い浮かんだ。

漠然と40代半ばの理想の姿を想像できたところで講義は始まる。

今回の講義は、
ファシリテーターのしみなおさん(株式会社TABIPPO社長)とゲスト遠山さんのトークセッション。

講義を通して印象に残ったことをいくつかまとめていく。

◯年齢を重ねるということ

講義中、しみなおさんは、

「20代より30代の方が(資金や仲間ができて)できることが増えるから楽しい」

と話されていた。

また、遠山さんは、

「30歳よりも60歳の方がいい。経験値があり、下がるのは体力くらい」

と話し、さらには

「人生は右肩上がり」

と発言されていた。

これらの発言が私には深く刺さった。

彼らは歳を重ねることに嫌気が差すどころか、
経験値や人脈を構築できて、今が1番やりたいことができる環境にあると捉えている。

私は、無意識的に20代を通過してしまうことを恐れていた。20代を過ぎたら、あとは枯れゆくイメージがあった。それは、

「若いうちに楽しみなさい。今(10代・20代)が1番いい時期だから」

ということを何度もそれらの年齢を通過した方々に言われ続けていたからかもしれない。

とにかく、

歳を重ねること=経験値・人脈が増えた状態

と考えることが新鮮で、目から鱗が落ちるよう感覚だった。

でも、よくよく考えれば、私は彼らと同様の意見を持っていた。

「大人になる前に、子どものうちに楽しんでおくべき」

というアドバイスに私は賛成しない。

なぜなら、20代になった今、私は子どものときより充実した人生を歩めているからだ。

子どもは、資金がなく、また保護者の元にあり自由が少ないが、

大人になり、自分で働き意思決定できるようになるとこれらを得られた。

自己決定権と資金を獲得し、自分でコミュニティに入り繋がりたい人たちと繋がれた今、

私は子どもの頃より夢ややりたいことに忠実に生きられるようになったし、チャンスを増やすことができた。

獲得できるもののフェイズが違うため、完全に同一視するのは難しいが、
私が10代→20代のフェイズで体感したのに似たことを
しみなおさんは20代→30代、
遠山さんは30代→60代で体感しているということだろう。

ちゃんと経験値を積み、夢ややりたいことに沿って生きていれば、私も、経験値やチャンスが増え、人生は右肩上がりだ!と言えるようになるかもしれない。

年齢を重ねることを、ポジティブに捉えられるようになった。

◯自分の幸福を考える時代

遠山さんは、これからは「個人の時代」になると予測する。

会社を定年退職して自分の人生を後悔する人がたくさんいる今、これからは個人の幸せを追い求める時代になるとのこと。

間違えても会社に自分の人生を捧げてはいけない。

「誰かのために」というのも聞こえはいいが、実際その人のためになっているのか定かではない。

自分が自分自身に価値を提供し、
クライアントは自分であるべき。

自分の大切にしたいことの優先順位を決めて、
それを追い求める時代がやってくる。

そして、豊かになっている人からは幸せが滲み出ていると。

夢を追いかけて朗らかな20代がこれからの時代をつくっていく。

確かに、今、私の周りにいる旅に出かけている素敵な友人たちは、
自分の夢ややりたいことを叶えようと、
例外なく社会のレールから逸脱して必死で行動している。
彼らは、自らの人生をそれぞれの幸せに沿って、自らでクリエイトしている。

彼らの幸福感は高く、豊かさが滲み出ている。彼らから伝播する豊かさに、私は元気をもらっている。

幸せそうな彼らを見て、
社会の人たちももっと自分のために生きてもいいと気付かされることだろう。

自分の幸せを追い求めて生きていく、
そんな新時代を私たちは創造していく。

p.s. 最後にもう一度「20年後どうありたいか」

講義終了後、私は「20年後どうありたいか」を
もう一度自分自身に問いかけてみた。

自分の豊かさ(=現時点では、かけがえのない仲間と心温まる思い出を創造すること、夢を追いかけ続けること)に沿って生き、
経験値を積み、人脈を育む。
クリエイティブであり続ける。
そして、一瞬一瞬を味わい笑顔で楽しく過ごす、
幸福感に満たされた人でありたいと思った。

#POOLO #POOLO5 #遠山正道 #これからの時代

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