お年玉が100万円という話を聞いて思ったこと

令和元年皐月30日 毎日ARUYO通信第285回
お年玉が100万円という話を聞いて思ったこと
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今日、
有名な投資家のおじいさんが、孫にお年玉として100万円を渡していた
という話を聞きました。
この100万円をどうすれば、もっと増やすことが出来るのか?考えなさい
という意図だったそうです
これを聞いて、
「そんな大金、子供に渡すなんてありえない!そんな教育なんてありえない!」
と言う人もいれば、
「へー、そんな教育があるのか?あるかも。そんな教育で育った人間がいるんだ。会ってみたいな」
と思う人もいるでしょう
僕自身は完全に後者です。
こういった話を聞いたのは生まれて初めてですが、
金額の多寡はあれ、このようなお年玉の受け取って人間っていうのは、おそらくゼロではないと思ったんですよね。

そういった生き方や人生もあるんだ
と認識や意識を広げられるかどうか?
が大切なのではないかと思うのです。
昨日のラッシュアワーの話ではないですが
当たり前のように、意図的に逆方向に行く人もいるでしょうし、
平日はほとんど働かない、主戦場は土日。
旅行やゴルフは平日が当たり前。だって、平日の方が安いし、サービスが良いじゃん!
という人もいるでしょう。
今の生活環境の中だけで生きていたら、絶対に自分の見識や文脈を広げることはできないと思うのです。
その色眼鏡で世の中を見てしまいますし、それが当たり前になってしまって、思考も狭くなってしまうってものだと思うのです。
もちろん、今の生活で120%満足していて、「めっちゃハッピー!もうこの上なく幸せだ!」っていう人は良いかもしれないですけれども…そんな人は少ないのかなとも思います。
であるならば、
人に会う
本を読む
映画を観る
漫画を読む
ネット記事・SNSを読む
ありとあらゆる手段を使って、
自分とは別の価値観、物語に触れてみてはどうか?

それを繰り返していく中で
マジかよ、そんな生き方あるのかよ!
そんな楽しそうな世界があるのか!?トライしてみたいな!
こんな人いるのかよ、マジ、すげえ!ついていきたい!
みたいに、心の導線に火がつくことがあるかもしれません。
もし火がついてしまったら、今見えている世界が、色がその瞬間から変わるように思うのです。
今が色褪せ、その世界が輝いて見える。
そんなことがあるのかもしれません。

そんな運命的な出会いがなかったとしても、少なくとも、多種多様な、価値観や物語に触れ、文脈を拡げることが人としての足腰を鍛えてくれると思うのです。
そして、その足腰の筋肉がめちゃ大事だと思うのです。
電通という大きな企業の外に出てから、その筋トレの重要性をますます痛感するのです。

何か今まで見たことがないこと、出会ったことのない価値観といった、異物に出会った時、
頭ごなしに、
それは間違ってる!それはないよね!
ってシャッターを下ろすのではなく、
そんな世界もあるのかも?
もしかしたら、自分の方が間違っているってことってあるのかな?
てか、自分の方がマイノリティなのか?
1歩立ち止まって見ることができれば、人生は劇的に広がっていくように思うのです。
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人はどうしても、自分の生活環境に依存した価値観で生きてしまっている。
その色眼鏡で世の中を見てしまうもの。
意図的に、世界を拡げようと思わなければどんどん閉じて行ってしまう。
だからこそ、積極的に、自分とは異なる価値観、物語に触れた方が良いのではないか?
自分とは異なった価値観、思考といった異物に出会った時、
ないよね!
シャッターを下ろすのではなく、
その考えもあるのかもしれない
って、1歩立ち止まって見ることができれば、人生は劇的に広がっていくように思うのです。

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