上気元の修行

これは、実業家のさいとうひとりさんがおっしゃっている修行で、いつも自分の機嫌をとって上機嫌にいるようにしていくというものである。
タイトルにあるように、「上気元」というのは、さいとうひとりさんの教えの中で出てくる当て字である。
所謂引き寄せの法則とも結びついているものだが、上気元でいれば、上気元になることを運んでくるというものである。
逆に不機嫌でいれば、不機嫌なことを運んできてしまうという恐ろしいものである。
この理屈を社会レベルに広げると、上気元でいることが社会貢献であり、不機嫌であることは、社会にとって害悪になる(笑)
YouTube「ナイツ塙の自由時間」でナイツの塙さんが俳優の内藤剛志さんの対談も全く同じことを言っていて、超一流の人はいつも上気元であることが良い仕事を呼ぶといっている。

以上のことは、再三聞いていることで、頭で理解しているが、いざ不機嫌になるような出来事が起きた際にこのことを貫くのは、正直自分はできていないと感じた。
まあ、仕方ない。
どうにも不機嫌が止まなかったが、差し当たり善後策を取って、「こんなことが起きたんだから、良いことが起きないとおかしい。おかしい。」と「おかしい」を言い続けた。
この「おかしい」というのも、さいとうひとりさんが説いている脳に働かせるという口癖の応用である。
その結果、30分位かかったが、機嫌が直った。
この機嫌が直る過程でこの記事を書き始めた次第だ。

上気元で常にいられないのは、何故だろうか?
どうしても気分が悪くなると自分が抑えられなくなる。
この辺りは、人にもよるが、自分の場合は、自分に損になると感じる事態になるとどうも感情的になりやすいことが少なくない。
機嫌を維持することで貰える金額が決まっていて、それが可視化されているのであれば分かりやすいが、数値化されていないから、上気元を維持する必要性を感じられなくなるタイミングができてしまう。
それでも、超一流の方々は、上気元を維持する意味を生々しく理解している、或いは、無意識に出来ているのだろう。
自分のような未熟者は、不機嫌になったとしても、次のとても良いことに繋がるのだと、前向きに上気元になることを繰り返していく。
大丈夫である。

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